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Surface Hedphonesは音質では他社に適わない? Microsoft Touch&Tryイベントレポート

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Microsoftの新製品Touch&Tryイベントが品川のMicrosoft本社で開催されたので参加してきました。

このイベント、何かしら新製品が出るタイミングで定期的に開催されているもので、今回はSurface Headphones、Surface Go LTE Advance、Surface Studio 2が国内向けに販売開始された新製品ということになります。

音質ではなく体験で勝負するSurface Headphones

まずはSurfaceブランドのNCヘッドフォン、Surface Headphonesですが、ぶっちゃけてしまうと純粋に音質だけを比較するならBoseやSonyの製品には及ばないとMicrosoftの中の人が認めてしまいました。ファームウェアのアップデートなどで改善はしているものの、その辺りはBoseやSonyに一日の長があるとのこと。

ではSurface Headphonesはダメなのかというと、もちろんそんなことはなく、UIを含めた操作性は一番だと自負しているとのことです。

例えば、ノイズキャンセリングの強度を変更するのもSurface Headphonesではダイヤルの操作のみ。音量調整ももちろんダイヤル操作です。

▲周囲のリングが回転します

曲の再生や停止などはタッチパッドで操作。ヘッドフォンを外せば再生も停止します。

音楽をゆっくりと聴くというより、仕事に集中し、操作でその集中を妨げない。そんなシーンを想定した製品とのことでした。

なお、この手のものは実際に試してみてから購入したいところですが、展示機があるのは、日本中で7店舗とのこと。人気があり展示機分が確保できないという事情もあるそうです。

SIMが挿せるSurface Go LTE Advance

次にSurface Go LTE Advance。新製品といってもLTE対応しただけなので目新しさはなかったりします。

ちなみに、SIMスロットは本体向かって左側面にあります。Surface Proではキックスタンド下、microSDの横だったので同じ場所かと思っていたのですが違いました。

なお、Surface ProではeSIM対応でしたが、Surface Goでは非対応といった違いもあります。

ちなみに対応バンドは1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/26/28/29/30/38/39/40/41で、仕様上は国内で利用できないSIMはないとのことです。

実は色域が優秀なSurface Studio 2

最後はSurface Studio 2です。完全にクリエイター向けの端末ですが、正直なところ、これを購入する層はiMac Proを買ってしまいそうな気もします。

価格もほぼ同じなのですが、CPUはiMac Proのほうが上。ただ、色域はsRGBのほか、映画などで使われるDCI-P3にも対応。

また、仕様上「Vivid」という見慣れない規格が書かれているのですが、これはMicrosoft独自のものだそうです。実はDCI-P3の白は実際には白から少し外れた色味になっているとかで、これを厳密に補正したのがVivid(P3-D65)なんだとか。

ということで、映像などでDCI-P3が必要な人にはSurface Studio 2がいいのかもしれません。

これ以外にもちょこちょこと小ネタを聴いてきたので、それらはまた別記事で……

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