マルチプラットフォーム対応を進めているMicrosoftが、今度は現在Windows Phoneで利用できるパーソナルアシスタントCortanaをAndroid、iOS向けににもリリースすると発表しました。
パーソナルアシスタントはiOSではSiri、AndroidではGoogle Now(そしてAmazonにはAlexa)がありますが、どれもそれぞれのシステムでしか利用できません。
これに対してMicrosoftがCortanaをマルチプラットフォーム化するというのはなかなかに異例なことのように思えますが、これにはもちろんちゃんとした目的・理由が存在しています。
それはPC(Windows 10)の存在。
MicrosoftはCortanaをWindows 10のコンパニオンアプリとすることで、AndroidやiOSとPCとの連携を簡単にできるように、ということを考えているようです。
なるほどなぁっという感じですね。
ただ、あくまでも後乗せのアプリとなるため、Google Nowのように「OK Google」でスリープ状態から復帰させたりすることはできないとのこと。また、「Hey Cortana」でアプリを起動させることもできません。
そういったデバイスと深く統合しないと使えない機能以外、たとえばアラームの設定や音声コマンドでの検索、質問への回答等々は一通り使えるようです。
そんなAndroid、iOS向けのCortanaは6月にリリースということです。
しかし、Cortanaって日本語には対応していないのですよね……。Windows 10の発売に合わせて日本語対応もしてくれないかな?
(via Android Authority)
(source Microsoft)