MicrosoftとNokiaは先月末に新しいAndroid端末、Nokia X2を発表したばかりですが、Nokia Xシリーズを低価格なLumiaシリーズで置き換えていく方針であることが判明しました。
Microsoft(に買収されたNokia)がAndroid端末のNokia X2を発表 – Dream Seed
Stephen Elop氏が従業員にあてたメールに書かれていたもので、このメールはMicrosoftのサイトで読むことができます。
常識的に考えればライバル会社のOSを搭載した端末をリリースし続けることはありえないですが、Microsoftに買収された後でのNokia X2の発表だっただけに、期待してたんだけどなぁ。
低価格端末と言えば、NokiaのAshaシリーズ、S40を搭載したフィーチャーフォンがありますが、これらについてもLumiaで代替えする予定とのことです。
これらの3つの低価格デバイスはメンテナンスモードにシフトし、今後18か月でサポートも終了する計画です。
Nokia Xはともかくとして、1万円を切る値段(実質0円~数千円)で販売されているAshaなどを代替するとなると、相当に低価格なLumia(Windows Phone)が登場することになります。現在低価格なLumiaとしてはLumia 520/525がありますが、これらも2万円を切る程度です。
さらにスペックダウンしたLumiaとなるのか、採算度外視で(あるいは数の論理で)出してくるのかはわかりませんが、あんまりスペックを切り詰めちゃうと今度はWindows Phoneの評判を落としそう(動作が遅い等)な気もするし、難しい気もします。
ひょっとしたら、Windows 8に対するWindows RTみたいな廉価版用にWindows Phoneのサブセットみたいなのを出すんでしょうか?
(via My Nokia Blog)
(source the Verge, Microsoft)