スマートフォンやノートPCの折りたたみスタンドでおなじみのMOFTが、「MOFT多機能キャリーケース 2023ハイサマーコレクション」を発売しました。
MOFT多機能キャリーケース自体は、以前から販売されているもの。以前に一度レビューもしています。
今回はサマーコレクションとして、夏らしく爽やかな3つの新色「ミスティグレー」「スモークターコイズ」「サンドベージュ」が追加されています。
レビュー用にミスティグレーの13.3インチ用を提供いただいたので、紹介したいと思います。
MOFT多機能キャリーケース
MOFT多機能キャリーケースは、13.3インチ(海外では14インチ表記)と16インチ用の2サイズがあります。以前は更に小さい13インチ用もありましたが、現在は2サイズ展開のようです。
- 13.3インチ用対応ノートPC:320 × 230 × 24mm以内
- 16インチ用対応ノートPC:360 × 245 × 30mm以内
利用者が多いであろうMacBookシリーズに当てはめると、下記のようになります。
端末 | 多機能キャリーケース 13.3インチ | 多機能キャリーケース 16インチ |
MacBook Air 13インチ全シリーズ 2022/2020/2019/2018/2017 | ◯ | |
MacBook Air 15.3インチ 2023 | ◯ | |
MacBook Pro 13インチ 2022/2020 | ◯ | |
MacBook Pro 14インチ 2021/2023 | ◯ | |
MacBook Pro 15インチ 2019/2018/2017/2016 | ◯ |
ケースとしてはシンプルで、パッと見はよくあるスリーブケースです。フリップはマグネットになっており、ブラブラすることはありません。
スリーブの中が仕切られており、マウスやACアダプタなどの小物を収納できます。背面には伸縮素材が使われており、ある程度の厚みがあっても収納可能です。
ただ、ここにものが入っていると、このケース最大の特徴であるスタンド機能が利用できません。マウスなどスタンド機能と一緒に使うものだけに留めておき、ケーブルや充電器等は別に持っていたほうがいいでしょう。
また、内側にはカードが1枚入るポケットもあります。クレジットカードを入れておけば、近所ならキャリングケースだけを持って外出するということもできそうです。
とりあえず、手元にあるROG Flow X13とXPS 13(9300)を入れてみましたが、サイズが幅299.4mm×奥行き212.9mm×高さ16.75~18.75mmのROG Flow X13はフラップを留めるのがギリギリ。
XPS 13(9300)(296 × 199 × 14.8mm)は余裕があります。
折り方により2種類の角度を使い分け
スタンドとしての使い方は簡単で、口の部分の折り方により2つの角度で利用できます。1つ目はフラップを立てて支えとする使い方で、5cmアップの15度。
もう一つは、開いた口の両脇を内側に折り込む方法で、7.5cmアップの25度。このとき、フラップはとくに立てる必要はないようです。
ケースの表面にストッパーが用意されているので、ここにノートPCを引っ掛ければずり落ちてくることはありません。
現在、製品仕様では明確な耐荷重の記載がありませんが、以前は10Kgとされていました。試しに5Kgのプレートを3枚乗せてもびくともしません。ノートPCを載せて、キーボードを力強く「ッターン! 」しても安心です。
気軽に使えるPCスタンド
ハイサマーコレクションは淡い色が多いので、汚れなどが気になりそうですが、日常的な手入れとしては、少し湿らせた布で拭けるとのこと。ちなみに表面は防水ヴィーガンレザーなので、多少は濡れても問題ありません。ただガソリンに触れると腐食するとのこと。日常生活の中で、あまりガソリンに触れる機会はないと思いますが、おそらくは有機溶剤全般に気をつけたほうがいいのでしょう。
なお、MOFT多機能キャリーケースのハイサマーコレクションと同色の「MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応」も発売中です。
PCケースと合わせてコーディネイトするのも良さそうです。