外観に引き続き、Defy Proの中身についてです。
2.7インチディスプレイで解像度は480×320しかありませんが、日本語も意外と綺麗に見えます(中華フォントだけど)。
まずはロック解除の画面。Android 2.3 Gingerbreadの画面そのままですが、横長画面なのでスライドが縦向きになちゃってます。これはどう考えても横スライドのほうが使いやすいのですが、あえてカスマイズをせずに素のままになっているという点を評価すべきなのでしょうか?
Androidのバージョンは2.3.7です。
選択できる言語は英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語の4つ。MoreLocale2で日本語化は可能です。
ホーム画面。全部で7枚の画面があり左右のフリックで切り替えます。この画面の下4つのアイコンがあるエリアはドックになっており、他の画面にも呼び出すことができます。また、真ん中のTIMのロゴは壁紙ではなくウィジェット。TIMのプリインストールアプリを起動するランチャーになっています。
アプリ一覧。一部あとから追加したアプリもあります。特に目新しいものはないですね。TIM系のアイコンは全部URLショートカットになっていました。この手のデバイスとしてはQuickOfficeを標準搭載というのが珍しいです。
DashBoardというランニング系アプリ。右端にカメラとか地図とか好きなアプリを登録できるのが便利そうです。
日本語入力はAtokなどで可能です。Atokの場合、入力箇所に合わせるとソフトキーボードが表示されますが、ハードキーで入力を始めると消えます。日英はALT+Spaceで切り替え可能。SimejiとかGoogle日本語入力も試しましたがどれも一長一短という感じです。これらの中ではAtokが比較的使いやすそうな感じでした。
Google Playを表示させたところ。さすがに画面は狭いですが問題なく使えます。スクロールは画面タッチ以外にセンターキーでも可能です。
最後にQuadrantのスコアです。Total:1331。スペックなりの数値ですね。ただメールやTwitter,WEBブラウズ程度ならストレスなくこなせます。
そんなわけで万人に薦められるデバイスではありませんが、ストレートQWERTYが好きだったり、防水端末が好きだったり、人とは違うデバイスを持ちたいと思っている人にはお薦めできます。入手性が問題ですけどね。
次回はカメラ性能とかの紹介をしたいと思います。