Mozilaが開発しているFirefox OSを搭載した開発者向けプレビューマシンが正式発表されました。端末を手がけたのはGeeksphoneで通信キャリアのTelefonicaと協力して開発されたとのことです。
発表されたプレビューマシーンは2機種。
ローエンドモデルのKeon
- CPU Qualcomm Snapdragon S1 1Ghz
- UMTS 2100/1900/900 (3G HSPA)
- GSM 850/900/1800/1900 (2G EDGE)
- Screen 3.5″ HVGA(320×480) Multitouch
- Camera 3 MP
- 4 GB (ROM) and 512 (RAM)
- MicroSD, Wifi N, Light & Prox. Sensor, G-Sensor, GPS, MicroUSB
- Battery 1580 mAh
ローエンドにしてもかなりの低スペック機ですが、このスペックで動作するなら大抵のマシンで動かせるような気がしますね。またこのスペック(もう少し上でも)ならかなりの低価格で出せるのではないかと思います。途上国でいまだ根強いフューチャーフォンの代替えとしてヒットするかもしれませんね。
ハイスペックのPeak
- CPU Qualcomm Snapdragon S4 1.2Ghz x2
- UMTS 2100/1900/900 (3G HSPA)
- GSM 850/900/1800/1900 (2G EDGE)
- Screen 4.3″ qHD(960×540) IPS Multitouch
- Camera 8 MP (back) + 2 MP (front)
- 4 GB (ROM) and 512 (RAM)
- MicroSD, Wifi N, Light & Prox. Sensor, G-Sensor, GPS, MicroUSB, Flash (camera)
- Battery 1800 mAh
こちらはハイスペックよりな端末。ハイスペックといってもイマドキなクアッドコア、オクタコアといったものではありません。ハイスペックなのにRAMが512MBなのが気になりますが、これは512MBあればFirefox OSは十分動作するということなのでしょうか?
これらの端末の販売・配布についてどうなるのかわからないのですが、1月26日から各地でFirefox App Daysが開催されるのでここで実機の披露や追加の情報が出てくるものと思います。
なお、KDDIがFirefox OS搭載機の発売を検討しているという情報もCNETに掲載されていました。今年はdocomoがTizen、auがFirefox OS、softbankがiOSとAndroid以外のOSで賑やかになるかもしれませんね。
(via techcrunch)
(source Mozilla, Geeksphone)