3月1日に市場価格連動型の「Natureスマート電気」で電気の小売サービスに参入したNatureが、固定単価プランを5月から提供開始するとして、先行受付を開始しました。
すでに提供されている市場価格連動型のNatureスマート電気は、電力需要が低い時間帯は安く、需要が高い場合には価格も上がるというもの。ただし、上限は100円に設定されており、一定のリスク回避は行われています。
これは、「自然との共生をテクノロジーでドライブする」というNatureのミッションを実現するための1つの手段ですが、市場連動型では不安があるという声も多かったようです。このため、単価固定で、基本料金0円、使った分だけ支払う従量制プランを追加します。
とはいえ、この固定プランは当初から予定していたものとのこと。3月1日のタイミングでは間に合わなかったため、まずは市場価格連動型から始めた経緯があるそうです。
固定プランでの提供では、Natureらしさがまっくありませんが、今後、デマンドレスポンスの仕組みが提供される予定です。これは、電気需要のピークを避けて使っている場合には、なんらかの特典が得られるというもの。電気料金の割引などもあるのかもしれません。これにより、電力需要を平準化するのが狙いです。
なお、Natureスマート電気への加入でNature Remo mini2のプレゼントや、市場連動プランの場合には、3ヶ月間、東京電力・関西電力以下の電気代を保証するキャンペーンも実施しています。
電力自由化後に切替えをしていない場合には、電気料金が安くなる可能性が高いとのことなので、一度検討してみてもいいかもしれません。