スマートリモコン、Nature Remoを販売するNatureが、電気の小売事業に参入。3月1日(月)より、東京電力・関西電力エリアのご家庭を対象に、電力小売サービス「Natureスマート電気」の提供を開始しました。
Nature Remoなどスマートリモコンのイメージが強いNatureですが、もともと「IoTプロダクトでエネルギーの自給自足できる未来を目指す」ことを目標として掲げており、最終的には電気を個人で売買できるプラットフォームを作りたいとしていました。以前には、電力のメルカリを目指すといった話も。
そのためにまず作られたのがNature Remoであり、電力の見える化をするためのRemo Eでしたが、電気の小売サービスに参入することで、いよいよ目標実現が現実味を帯びてきた印象です。
その小売サービスですが、もちろんNatureならではの特徴もあります。サービス自体は電気の市場価格と連動するプランを採用。需要が逼迫した場合などは価格が高騰することもありますが、単価上限は100円までに設定されており、気が付いた電気代がとんでもないことになっていた!というリスクを抑えます。ちなみに電気の単価は日本卸電力市場(JEPX)のサイトで確認可能です。
また、5月にはNature Remoと連携することで、電気料金が高いときにはエアコンの温度設定を自動で抑えるなどの自動運転が可能になるとのことです。
とりあえず、Natureのサイトで電気料金がどうなるかのシミュレーションも出来るので、試してみるといいかもしれません。ちなみに、我が家の場合は乗り換えると高くなってしまう可能性があるようです。スマートな電気の利用により節電効果は期待できるかもしれませんが……。
Source: Nature スマート電気