人気が高いパスワード管理アプリ、1PasswordのWindows/Mac用アプリがメジャーアップデート、UIの変更や日本語ローカライズのほか、Windows版ではWindows Helloに対応しました。
パスワードの定期変更は、セキュリティ的にはむしろ逆効果だととの認知が進んできていますが、パスワードの使いまわしはせず、サイトやサービス毎に変更しなければいけないのは相変わらず。そうはいっても、数十、数百あるアプリやサービス毎にパスワードを変え、それを覚えるなんて無理では?と思うかもしれませんが、意外と無理なく運用出来たりするものです。それを助けるのがパスワード管理アプリです(ちなみに私は110個のパスワードを管理しています。一部使いまわしもあったりしますが……)。
1Passowrd、これまでも問題なく利用できていましたが、やっと日本語に対応。表示も若干変更され、以前より見やすくなりました。
これにあわせ、Chrome拡張の1Password miniの表示も変更されています。
また、Windows版で大きいのはWindows Helloへの対応です。いちいち起動時にマスターマスワードを打たなくても、顔認証や指紋認証でロックを解除できるようになりました。もっとも、マスターパスワードを日常的に使わなくなると、忘れてしまっていざというときに困りそうな気もしますけど。
価格は変わっておらず、個人使用だと月額2.99ドル、もしくは家族5人で利用できる月額4.99ドル。サブスクリプションタイプは嫌だという場合は、64.99ドルのところ期間限定で49.99ドルで購入可能です。なおこの場合、ライセンスはプラットフォーム毎なのでWindowsとMacを両方使っている場合には、別々に購入する必要があります。