日本エイサーが1月に予告していたLTE対応のChromebook、Chromebook 11「C732L-H14M」を4月26日(木)に発売すると発表しました。価格はオープン。
Chromebook(Chrome OS)はクラウドにデータを保存し、シンクライアント的に使えるのが特徴ですが、その割にLTE対応モデルはほとんどなく、Pixelbookぐらいしかリリースされていない状態です。
そんな中でリリースされるAcer Chromebook 11「C732L-H14M」は、LTE対応とのことで注目を浴びそうなモデルです。
対応版はLTE:Band 1/3/19/21/28、3G (W-CDMA): Band 1 とのこと。音声通話には非対応でSIMロックはかかっていないとのこと。
MIL-STD 810Gの高温・低温耐久、防滴、防湿、耐振動、耐衝撃、防塵の項目をクリアし、122cmから落としても大丈夫なタフネス設計も特徴です。教育機関向けを想定しているとのことで、子どもが多少乱暴に扱っても問題はなさそうです。
教育機関向けならLTEはなくてもいいのでは?とも思いますが、高額な初期投資が必要な無線LAN環境への依存を軽減し、校外学習時にも使えるようにとのこと。確かに外で使えるのは便利そうですが、
その用途には、別途発表されていたタブレット端末のほうが向いていそうですが、2020年のプログラム教育必修化も見据えてのことのようなので、キーボードは必要だったのでしょう。なお、フラットにはなりますが、タブレットスタイルでの使用はできません。
その他、主な仕様は下記。
- ディスプレイ : 11.6インチ 1366 x 768
- CPU : Celeron N3350
- RAM : 4GB
- ストレージ : 16GB
- Wi-Fi : 802.11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth : 4.1
- LTE : Band 1/3/19/21/28、3G (W-CDMA): Band 1
- インターフェース : USB Type-C(3.1) x 2、USB Type-A(3.0) x 1、3.5mmジャック、micro SD
- サイズ : 302 x 209 x 21.3mm
- 重さ : 1.26Kg
- バッテリ : 最大約12時間(充電は45W USB Type-Cアダプタ)
(source Acer)