米AmazonがAlexaデバイスに対する、ユーザーの使い勝手を向上させる2つのアップデートを開始しました。
1つ目はEcho Showに対するもの。声を出せない、出しにくいユーザーに対して、画面上に天気やニュースなどの一般的な命令(質問)のアイコンを表示。それをタップするだけでAlexaに命令できるもの。画面上からソフトキーボードによるコマンド入力も可能です。
音声アシスタントやスマートスピーカーは言語障害・聴覚障害を持つ人には使えないとの話が以前からありますが、Echo ShowやSpotなどの画面付きスマートスピーカーであれば、Alexaの応答を画面上に表示もできるので、障害のある人にも使いやすくはなりそうです。
2つ目は、Alexaを使ったイコライザー機能。Echoデバイスのほか、他社のAlexa対応スマートスピーカーにも展開されます。
例えば、もう少し低音が欲しいと思った際には、「Alexa、低音をあげて」と指示することが可能。現在サポートされているのは低音(Bass)、中域(Midrange)、高音(Treble)の3つ。イコライザーの個別設定のほか、映画モードや寝室モードなどを設定もできます。
なお、これらの機能、いつものことながら英語のみで提供されています。
(source Amazon)