米AmazonがAlexa対応の新しいEchoデバイス5機種を一挙に発表しました。いずれも10月末~12月に発売されます。ホリデーシーズンを狙った発表のようです。
最上位のEcho Plus
まずは最上位機種となるEcho Plus。一見する従来のEchoと変わりませんが、あらたにDolbyオーディオに対応。スピーカー機能が強化されています。また、Philips HUEやGEなどのスマートホーム家電への採用が進んでいるZigBeeも搭載。スマートホームハブとしても機能するとしています。
価格は149.99ドル(約1万7000円)で、10月31日発売予定。
コンパクトになったEcho
次はコンパクトになったAmazon Echo。基本機能は従来のEchoそのままにサイズがコンパクトになった製品です。
Echo Plusとの違いはZigBeeを搭載していないことと、スピーカーのサイズ。Echo Plusが65.5mmウーファーと20mmツイーターの組み合わせなのに対して、Echoではツイーター16mmと小さくなっています。
その代わり、バリエーションが豊富で、ファブリック調や木目調、メタルフィニッシュと6種類がラインナップされています。
こちらも10月31日発売で、価格は99.99ドル(1万1000円)。
アラーム時計風なEcho Spot
今回のラインナップで一番人気が出そうなのが、このEcho Spot。小型のEcho Showとも呼べそうな製品で、2.5インチのスクリーンを搭載しているのが特徴です。
Echo Showと同様に対応したセキュリティカメラの映像を映せるほか、天気やニュースなども視覚的に確認可能。
最近、GoogleがEcho ShowでYouTubeを使えなくしたとのことですが、このままだとEcho Spotでも無理でしょう。発売までに解決するといいですね。
発売は12月19日。価格は129.99ドル(約1万5000円)です。
Echoのアクセサリデバイス2種
下記の2つはEchoファミリーのデバイスではありますが、単独で使用するものではなく他のEchoデバイスと組み合わせて使うものです。
Echo Connect
Echo Connectは既存の電話機と接続することで、Echoデバイスから電話を掛けたり受けたりできるようにするデバイスです。
最近、固定電話を使う機会がほぼないのですが、ハンズフリーで電話を掛けられる・受けられるのは便利そうではあります。
発売は12月13日で価格は34.99ドル(約4000円)。
Echo用の押しボタン? Echo Buttons
最後が今回最も謎なデバイスですが、Echoと連動して使う押しボタン、Echo Buttonsです。
Alexaを介して友達と集まって、OXクイズや早押しクイズみたいな感じ使ったりできるようです。ライトの色を変えたりも出来るようなので、リズムゲーム的なものもできるかもしれません。
価格は19.99ドル(約2300円)と決まっていますが、発売日は未定です。
当然日本への発送には非対応
Alexa自体が日本語対応していないので当然と言えば当然ですが、発表されたすべての製品が日本への発送には対応していません。また、購入したとしても日本のAmazonアカウントは通らないと思います。
ただ、新Fire TV Stickは米Amazonのアカウントが使えたので、ハード的な統合は進んでいるのかもしれません(以前は米国版デバイスでは日本のアカウントは使えなかった)。
また、Alexaが年内にも日本語対応という噂もささやかれていますが、こちらもどうなることか・・・。
(source Amazon)