GoogleがAmazonのFire TVでYouTubeを1月1日から観れなくすると通告したのは昨年12月のこと。それまでに和解するのではないかとの期待感もあったのですが、残念ながらなんら解決することなく、Fire TVでYouTubeが視聴不可になりました。
視聴不可といっても完全に観れなくなったわけではなく、単にYouTubeのアプリが利用できなくなっただけ。Amazonは先月末にFire TVにSilkとFirefox、2つのブラウザをリリースし、ブラウザ経由でYouTubeを視聴可能としました。
現在、Fire TVのYoutubeアプリを起動すると、ブラウザ経由での視聴を促されるようになっています。
ブラウザ経由でもまったく困らないのですが、Googleはその気になれば、このブラウザ経由の視聴も止めることが可能です。流石にそこまではしないだろうという気もしますが。
そもそもの原因であるAmazonとGoogleのいざこざが早く解決してくれるのが一番ですが、AmazonはApple TVでプライムビデオの視聴を可能にしたり、米AmazonでApple TVの販売を再開したり(Chromecastはまだ)しているのをみると、AmazonはこのままApple寄りになってGoogleとは距離をとる可能性もありそうです。