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Amazonが自社製スマートフォン、コードネーム「ICE」をインドでリリースするという噂

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Fire Phone

順風満帆に見えるAmazonにとって、唯一といっていいほどに大ゴケしたプロダクト、Fire Phone。その後継機とも言えるAmazon製スマートフォンが「ICE」というコードネームで開発中という噂が出てきています。

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次期Amazonスマートフォン「ICE」

インドのガジェット系サイトGadget 360が、Fire Phoneについて精通しているという2人の情報筋からの話として、Amazonが「ICE」というコードネームのスマートフォンに取り組んでいると伝えています。

2014年に発売されたFire PhoneはAmazonのFireタブレットなどと同様にAndroidベースのFire OSを搭載。そしてFireタブレットと同様にGoogl Playを含むGoogle系サービスは非搭載でした。

この所為もあり、Fire Phoneは大ゴケ。最後にはタダ同然で投げ売られるような状態になり、1年後の2015年の9月には販売終了となりました。なお、端末が最も売れる発売直後の1か月間で、35,000台程度しか売れなかったという試算もありました。

[nlink url=”https://dreamseed.blog/archives/2014/08/45109/”]

新スマートフォンはAndroid 7.1.1搭載、Google Playも利用可能

すでにプロトタイプを利用しているという情報筋の話によると、ICEはFire OSではなく、Android 7.1.1を搭載し、Google系サービスに対応しているとのこと。サイズは5.2インチ~5.5インチ、SoCはSnapdragon 435、RAM2GB、ストレージ16G、13MPのリアカメラを搭載。また指紋センサにも対応しているとのこと。

インドで6000ルピー(約1万円)程度で販売されるということですが、実際の販売時期などは不明です。

どうやらローミドルな端末になるようですが、気になる点としてAlexaは非搭載。代わりにGoogleアシスタントが載っているという話です。ただし、実行しているOSは開発中のものであり、リリース時にはAlexaが搭載される可能性もあるとのこと。

インドで出るという話なのでAlexaが載っていないこと自体は不思議ではない(Alexaは英語とドイツ語しか話せない)のですが、裏を返すと米国などでは販売されない可能性が高いということですね。

Fire OSならともかく、このスペックのAndroid端末をAmazonがわざわざリリースすることに意味があるのか疑問が残りますが、Gadget360では、スマートフォンを通じてAIエンジンに与えるためのデータを収集するのが目的ではないか、というアナリストの話を紹介しています。

価格帯的にはAndroid Oneあたりとの勝負になりそうですが、今度は上手くいきますかね?

(via Android Authority)
(source Gadget360)

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