Googleが6月30日にAndroid 2.1 Eclair以前のデバイスで利用されているAndroid Marketのサポートを終了すると発表しました。サポート終了後はAndroid Marketからアプリのダウンロードやインストールができなくなります。また、Android Marketの技術的な制限から、これを利用している各デバイスへの通知は行えないとのこと。
Android 2.1 Eclairがリリースされてからすでに7年。開発やコレクション目的以外で、このバージョンの端末を利用しているという人はさすがにいないと思いますし、Android 2.1をサポートするアプリも少なくなっています。このため、今回のサポート中止による実質的な影響はなさそうです。
なお、Android Marketの後継となるGoogle Playを利用するには、Android 2.2以降が必要ですが、Googleが毎月発表しているAndroidのバージョン別シェアにもAndroid 2.2はすでに現れていません(0.1%未満は表示されない仕様)。Android 2.3も0.8%といつ消えてもおかしくない状況で、主流はAndroid 4.4以降に移っています。
Googleは、Google Playのサポートは可能な限り長く続けるとしています。
(source Android Developers Blog)