
Androidの父、Andy Rubin氏が以前からチラ見せしていた新端末、Essential Phoneが正式に発表されました。モデル名としてはEssential PH-1となるようです。
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ベゼルレスでアクセサリ用拡張端子を備えたEssential Phone
ベゼルレスになるという噂でしたが、その通りにベゼルレス。しかもフロントカメラがなんとも奇妙なことになっているディスプレイです。
ディスプレイサイズは5.71インチで解像度は2560 x 1312、アスペクト比は19:10とやや変則的。とりあえず主な仕様は下記のようになっています。
| 仕様 | Essential PH-1 |
|---|---|
| ディスプレイ | 5.71インチ |
| 解像度 | 2560 x 1312、19:10 |
| SoC | Snapdragon 835 |
| RAM | 4GB |
| ストレージ | 128GB UFS 2.1 |
| リアカメラ | 13MP x 2(RGB + Mono) f/1.85 |
| フロントカメラ | 8MP f/2.20 |
| バッテリ | 3040mAh |
| 高さ | 141.5mm |
| 幅 | 71.1mm |
| 厚さ | 7.8mm |
| 重さ | 185g |
| WiFi | 802.11a/b/g/n/ac with MIMO |
| Bluetooth | 5.0 LE |
| NFC | 対応 |
| 指紋センサ | 対応 |
| USB | Type-C |
| UMTS/HSPA+ | 1, 2, 4, 5 6, 8 |
| FDD-LTE | 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 20, 21, 25, 26, 28, 29, 30, 66 |
| CDMA EV-DO Rev. A | 0, 1, 10 |
ハイエンドモデルという噂通り、Snapdragon 835にRAM 4GBを搭載。またストレージは最近何かと話題のUFS 2.1を明記しています。標準で128GBの代わり、microSDには非対応なようです。なおOSはAndroidですが、具体的なバージョンには触れられていません。
筐体はチタン製。アルミよりも強度があり、ひっかき傷にも強いので、専用ケースは作らないとのこと。

▲コンクリートへの落下試験でもEssential Phoneはほぼ無傷
背面のデュアルカメラはカラーとモノクロを組み合わせて使用するタイプ。2つのセンサーを使用することで低光量でも精細な写真が撮影できるとしています。
もっとも特徴的なのが背面、カメラの横にあるアクセサリー用の2つの端子です。

MotorolaのMoto Modsのようなもので、この端子にアクセサリを接続可能。アクセサリは磁力で本体に固定されます。そのアクセサリー第1弾として360度カメラが同時にリリースされます。

カラーバリエーションは4色。

価格は$699。360度カメラは$199ですが、現在は特別価格として$50で購入可能。すでに予約が開始されていますが、残念ながら米国内のみとなっています。

だがしかし。Essentialのサイトはただの機械翻訳ではない日本語バージョンも用意されており、日本への発送も薄っすらと期待が持てたり持てなかったりする状況です。
出てきてほしいなぁ。
スマートフォンのほか、Homeというスマートホームのコアデバイスのようなものも発表されていますが、こちらの詳細は近日公開ということになっています。


