昨年6月に発表され、2017年12月の発売が予定されていたAppleのスマートスピーカーHomePad。しかし、11月には発売が2018年初頭に延期されるとの発表がありました。そんなHomePad、市場調査会社GBH Insightsのアナリストによる今後4週~6週間でHomePadが発売されるとの予想が出てきています。
その根拠となっているものは不明なので、単なる予想なのかなにかしらの裏付けがあるのかは不明ですが、顧客の投資家に向けた情報とのことなので、それなりの信ぴょう性はあるのでしょう。その中には、販売が苦戦するだろうとの内容も記載されているそうです。
先にも書きましたが、HomePadが発表されたのは昨年6月のこと。当時、すでにAmazonのAlexa(Echo製品)がスマートスピーカー市場で優位を占めていましたが、このホリデーシーズンによりさらに定着が進み、現在は市場の75%を占めているとの見方を示しています。
また、今週開催されているCES 2018ではGoogleが初めて本格的にブースを構え、Google HomeをアピールするとともにサードパーティーからもGoogleアシスタント搭載製品が多数発表されています。
HomePadは音質面をアピールしており、349ドルとスマートスピーカー市場ではかなり高価。ただ、市場ではEcho DotやGoogle Home Miniなど安価な製品に人気が集まっており、この点でも広く普及するのは難しそうです。設置されている場所を認識し、それに合わせて音響を自動調整する機能も備えますが、同様の機能はGoogle Home Maxでも実装済みです。
ただ、なんだかんだといってもApple製品ですし、それなりに売れはするのでしょう。日本での発売予定はいまのところ発表されていませんが。
(source 9to5Mac)