DELLが法人向けビジネスノートの新機種、Vostro 13 5370、Vostro 14 5471を発表。販売を開始しました。
Vostroにはエントリーモデルの3000シリーズ、プレミアムモデルの5000シリーズ、ハイエンドな7000シリーズがありますが、発表されたのは、いずれも5000シリーズ。これまで13インチモデルのラインナップはありませんでしたが、これが新規に追加され、また14インチモデルはリニューアルする形です。
13.3インチのVostro 13 5370
まず新規に追加となったVostro 13 5370ですが、全体にやや丸みを帯びた柔らかいデザインが特徴。
天板と底面筐体はアルミ製で剛性と軽量化の両立を図っています。カラーはシルバーとローズゴールドの2色。
キーボード・パームレスト部はプラスチック製で、シルバーモデルがノクターンブルー、ローズゴールドモデルがリッチ・ウォールナット・ブラウンとどちらもダークカラーになっています。
この理由については、ビジネスモデルなので作業に集中しやすくするためと説明していました。
インターフェースはUSB 3.1 Type-A x2、USB 3.1 Type-C x1、HDMI x1、microSDカードスロット x1、3.5mmジャック x1、電源用DC x1。
肝心の仕様は、13.3インチ FHD IPSに、CPUは第8世代のCore i5とi7。Core i7モデルはGPUにRadeon 530(4GB)を採用します。メモリは4GBもしくは8GB。ストレージは256GB SSDでi7モデルのみ512GB。オプションで指紋センサーを電源ボタン位置に搭載可能です。
バッテリー持続時間は最大10時間。急速充電対応で65Wアダプタを使用時、15分で0~35%の充電が可能とのこと。
重さは1.4Kgとやや重めではあるのですが、持った感じでは手へのあたりも柔らかく、あまり重さは感じませんでした。
14インチのVostoro 14 5471
もう一方の14インチモデル、Vostro 14 5471は、Vostro 13と比べるとややシャープなデザイン。天面、底面がアルミ製なのは同じですが、キーボード・パームレスト部もアルミ製になっています。
カラーはプラチナ・シルバーとローズゴールド。Vostro 13と14では色味がかなり異なります。
筐体のデザインは閉じたときに両側面が丸みを帯びる感じになっています。ただ、長手方向は割と角が出ているので手に持ったときにかなりエッジを感じます。
仕様としては14インチ FHD IPS、CPUは第8世代Core i5とCore i7。Core i5モデルにはメモリ4GB + 1TB HDDの組み合わせが設定されていますが、基本は8GB + 256GB SSDとなります。
ポート類はUSB 3.1 Type-A x2、USB 3.1 Type-C x1、HDMI x1、microSDカードスロット x1、3.5mmジャック x1、電源用DC x1。14インチにのみ有線LANポートが用意されています(ギガビットイーサ)。
こちらもオプションで指紋センサを電源ボタン部に搭載可能。キーボードもバックライト付きです。なお内側のカラーはVostro 13と同じくシルバーモデルがノクターンブルー、ローズゴールドモデルがリッチ・ウォールナット・ブラウン。
バッテリー駆動時間は最大9時間48分とVostoro 13より短くなっていますが、こちらはExpress Chargeという急速充電に対応しており60分で80%まで充電が可能とのことです。15分で35%まで充電できるVostro 13とどちらが速いのか?はちょっと気になるところです。
価格は最小構成でVostro 13が9万9800円、Vostro 14が8万9800円。
法人向けモデルではありますが、手ごろな価格とスペックなので個人でも欲しいと思う人はそれなりにいそうです。
(source DELL Vostoro 13 5370, Vostro 14 5471)