Dropboxがロンドンで開催したパートナー向けのイベント「Open London」において、クラウド上にあるファイルをローカルにダウンロードすることなく、あたかもローカルにあるように操作できるあたらしい技術 Project Infiniteのプレビューを公開しました。
従来、Dropbox以外でもクラウド上にあるファイルと同期を行うには、ローカル側にも同じだけの容量が必要になります。そんな大きなストレージを用意できない場合には同期するフォルダを絞って一部だけ同期し、あとはブラウザなどWEBアプリから操作するというのが一般的ですが、Project Infiniteではクラウドにあるファイルもローカルにあるのと変わらない感覚で操作することが可能になっています。
クラウド上にあるファイルを開くときにはダブルクリックするだけで、ローカルに同期されるということです。
これが使えると、ノートやタブレットPCのようにストレージが少ない端末での運用も困ることは少なくなりそうです。もちろん、クラウド上にあるファイルを操作するにはネット環境が必要になりますが、飛行機の中とかでなければ困らないかな?必要な場合にはファイル単位でローカルに同期できるので、あらかじめ同期しておけば問題ないですね。
まだプレビューということで実際に提供されるのがいつになるのかはわかりません。また、サイトの説明を読むとビジネスユース、チームユースがメインのようなのでDropbox Businessのオプション機能になったりするのかもしれません。せめてProアカウントで使わせてほしいなぁ。
なお、DropboxのProアカウントを契約するなら、ソースネクストの3年パックが絶対お得ですよ。