様々なデバイスのカメラ性能を評価しているDxOMarkはが、第2世代となったライカのデュアルレンズカメラを搭載したHUAWEI Mate 9の評価を発表しました。
総合評価は85点となかなかの高評価。
写真だけに絞れば87点となっています。
なおモバイルカテゴリーではトップ評価はPixelの89、次いで、Galaxy S7 edgeやXperia X Performance、HTC 10の88となっています。
ライカのダブルレンズでの撮影は、搭載されているセンサに期待される以上の画質で、十分な光量がある環境では正確な露出と優れたディテールが得られる一方で、曇り空など光量が不足する環境ではPixelなどトップレベルの携帯と比べるとわずかに露出不足や陰になった部分の潰れが起こりやすいという評価です。
屋内撮影や夜間などの低照度撮影では、モノクロセンサーによって低ノイズの写真を撮影できますが、カラーバランスは崩れやすいとのこと。
これらの評価は自動モードで撮影した内容だと思いますが、Mate 9(とP9)のカメラの面白さというか真価はプロモードで設定を弄りながら撮影したときに発揮されると思っているので、今回の評価だけで一概にいい悪いとは言い難いです。
普通のカメラの性能って、オートモードだけでは判断しないですものね。
ただ、大部分のユーザが使うように、特に気にせずスナップ的に撮影する場合には性能の目安になると思います。
なお、今回は触れませんでしたが、ビデオ撮影の能力はP9から大幅に改善されているようです(P9のビデオ評価は72、Mate 9は82)。
(via Android Community)
(source DxOMark)