デジタル製品の修理情報を公開しているiFixitが、いつものように発売されたばかりのEssential Phone PH-1を分解。その修理しやすさを表すリペアスコアを発表しました。そのスコアは10段階中の1。ほぼ修理は不可能という結論です。
最低の1を記録したスマートフォンはこれが初ではなく、過去にはHTC Oneも同じく1を記録しています。
随所に接着剤が使われており、破損させずに開封、パーツ交換をするのはかなり難しい様子。また、USB Type-Cポートがマザーボードにはんだ付けされており、ポートが破損した場合、マザーボードを交換する必要があるようです。
バッテリーには交換が容易なストレッチリリース接着剤(引っ張ると綺麗にはがれる、3Mのタフトップみたいなもの)が使われており、ここだけは高評価なのですが、そもそもバッテリにたどり着くのが困難なので台無しになっているとも・・・。
そのバッテリですが、よく見ると日本国内で販売する際に必要なPSEマークが入っています。輸入元は富士康日本株式会社(FOXCON Japan)。
超大手なので、販売予定はなくても、とりあえず日本の基準でもテストを行っているというだけかもしれませんが、日本での発売も期待したいところです。
(via PhoneArena)
(source iFixit)