いろいろと経営難な情報が伝わってくるEvernoteが、価格改定および無料アカウントで同期できる端末数の変更を発表しました。
Evernoteの仕様・価格改定
無料プランでは同期できる端末は2台まで
まず無料のベーシックプランでの変更ですが、これまで台数制限がなかった同期できる端末数が2台までに制限されます。
ただし、WEB版はカウントされないということなので、スマートフォン1台、タブレット1台、PCではWEB版を利用するという使い方は可能です。
またこれに合わせて、これまで有料プランにしかなかったモバイル端末のパスコードロックがベーシックプランでも利用可能になります。
有料プランの大幅な価格改定
有料プランのプラス、プレミアムの価格が大幅にアップします。
- プラス 2,000円/年 → 3,100円/年
- プレミアム 4,000円/年 → 5,200円/年
※海外と日本では別の価格が設定されています。
海外では下記のような価格変更です。
- プラス $24.99/年 → $34.99/年
- プレミアム $49.99/年 → $69.99/年
新価格は本日から有効になっていますが、既存ユーザの場合は2016年8月15日以降、次回の更新から有効になるとのこと。
この価格改定の影響を受けるユーザには2週間以内にEvernoteから通知が来るということです。
なお、今回の改定では、企業向けのEvernote Businessには変更がありません。
ソースネクストのプレミアムパッケージは旧価格で販売中
ソースネクストでは以前からEvernoteのプレミアムパックを販売していますが、現在もまだ旧価格のまま販売されいます。
1年分のプレミアムパッケージが3,680円(税別)、3年分のプレミアムパッケージが8,900円(税別)とかなりお得になっているので、今後もEvernoteを使い続ける人は今のうちに買って適用しておくのが良さそうです。
どうなるEvernote?
最近はOneNoteやKeepなどの機能が充実してきており、あえてEvernoteを選ぶという理由も少なくなってきました。
ただ、過去からの資産があるので使い続けてはいるのですが、そろそろベーシックにしてもいいかなぁ・・・
(source Evernote)