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FREETEL、10コア搭載の新フラッグシップ KIWAMI(極) 2を発表

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KIWAMI 2

10月6日に開催された新製品発表会 「FREETEL WORLD 2016 Fall/Winter」において、FREETELの新フラッグシップモデル KIWAMI(極) 2が発表されました。

完全に新モデルとなったKIWAMI 2

KIWAMI(極)という名前はついているものの、全くの別製品のようになっています。

筐体はフルメタルボディとなり、REIを大きくしたような雰囲気です。

スペック

発表会ではZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)、HUAWEI P9と比較していたので同様にスペックを載せておきます。

KIWAMI(極) 2 ZenFone 3 Deluxe
(ZS550KL)
HUAWEI P9
ディスプレイ 5.7インチ 5.5インチ 5.2インチ
解像度 2560×1440 1920×1080 1920×1080
プロセッサ MediaTek Helio X20
10コア
Snapdragon 625
8コア
Kirin 955
8コア
RAM 4GB 4GB 3GB
ストレージ 64GB 64GB 32GB
MicroSD ×
メインカメラ 16MP 16MP 12MP x 2
フロントカメラ 8MP 8MP 8MP
バッテリ 3,400mAh 3,000mAh 3,000mAh
高さ 157.2mm 151.4mm 145mm
77.5mm 76.7mm 70.9mm
厚さ 7.2mm 7.8mm 6.95mm
重さ 168g 160g 144g
NFC ?
Bluetooth 4.1 4.2 4.2
WiFi 802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n/ac
USB Type-C Type-C Type-C
価格 49,800円 55,800円 55,000円

microSDが非対応なのはちょっと残念です。

10コアなHelio X20の実力

今回の発表では10コアであることが強調されていたように思いますが、試用しているSoCはMediaTek Helio X20(MT6797)になります。

発表会では単にコア数だけの比較になっていましたが、これと同じSoCを搭載したXiaomi Redmi Note 4でベンチマークを取得しているので、その結果を記載します。

ベンチマークソフト Xiaomi Redmi Note 4
Helio X20
Zenfone 3(ZE520KL)
Snapdragon 625
HUAWEI P9
Kirin 955
Quqdrant 31551 38068 36511
AnTuTu 85027 57439 87922
Geekbench 4 マルチ:4544
シングル:1513
マルチ:3986
シングル:827
マルチ:5092
シングル:1742
3DMark 922 464 638

※ZenFone 3はZS550KLではなくZE520KLでの計測です。
RAMが3GBとZS550KLよりも少ないので、ZS550KLのスコアはもう少し高くなるはず。

10コアと言ってもミドルクラスのSoCではあるので、大幅に性能がアップしているわけではありませんが、Snapdragon 625よりも若干上という感じでしょうか。
むしろRAMが4GBになっている恩恵のほうが大きい気がします。

コストパフォーマンスはそこそこ

決してコストパフォーマンスがいい!という端末ではく、ベンチマークスコアと価格を換算するとhonor 8のほうがコストパフォーマンスは良さそうです。

アプリ honor 8 kirin 950
Quadrant 35130
AnTuTu 89545
GeekBench 4 シングル:1562
マルチ:4779
3DMark 853

あまりぱっとしない端末だな、というのが正直な感想なのですが、そこそこのスペックな大画面端末をそこそこ安く、という層には受けるのでしょうか?

これでカメラ性能が凄い!などの付加価値があればまた話が違うのでしょうが、今回の発表ではカメラについてもスルーだったのが残念です。

筐体の出来は良さそうなので、実際に手にしてみたら評価が変わるかもしれませんが、いまのところは様子見かなぁ。

なお、発売は12月予定です。

(source FREETEL)

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