リコール問題も落ち着いてきて、対策品の販売も始まったGalaxy Note 7ですが、その対策品が発火したという報告が相次いでいます。
まず10月4日には、米国のサウスウエスト航空の機内で対策品が発火。
乗客が緊急避難するという事件が発生しています。
Samsungは調査中としていますが、発火したGalaxy Note 7の持ち主は購入したパッケージの外装写真もアップしており、それには対策品であることを示す「■」マークも印字されています。
関連:Galaxy Note 7 explodes as passengers board Louisville flight (Update: it was a ‘safe’ one)
また台湾では、公園で犬の散歩をしていた女性のポケットに入っていた対策品が発火するという事件が発生しました。
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このほか、韓国や中国でも同様に対策品が発火するという事故が発生しているようです。
この対策品が発火したという件についてSamsungは声明を出しており、CPSC(消費者製品安全委員会)と連携して、できるだけ速やかに調査を行うとしています。
関連:交換注7デバイスでのサムスンの声明 – サムスンニュース
Galaxy Note 7に限らず、iPhoneやほかのAndroid端末でもリチイウムイオンバッテリを搭載している限り、爆発の危険は常にあります。
実際、iPhoneなどでも年に何件かは発火・爆発という事故が報告されていますが、大抵の場合は粗悪な充電器を使っていたり、ポケットに入れたまま座って無理な力が掛かったりというパターンですけど。
※リチイウムイオンは強い力が加わると爆発するため、スマートフォンによっては取説にポケットに入れるななどの注意書きがあったりします。
報告されているすべてが本当に対策品だったのか?という点については検証が必要な気もしますが、ここまでイメージが悪化してしまうとGalaxy Note 7はもうダメが気がします。
販売を中止して、Galaxy Note 7SとかNote 8とかで仕切り直したほうがいい気がする・・・。