MWC 2018においてSamsungが発表した次期フラッグシップGalaxy S9+。そのカメラ性能をDxOMarkが評価。Pixel 2を抜き、過去最高得点となる99をマークしました。 カメラ性能単体でも104とiPhone Xが記録していた101を上回る評価を得ています。
ビデオのスコアは91とやや低いながらも「ビデオの品質に妥協することなく最高の静止画品質を望むユーザーにとって理想的な選択肢」との評価されています。
Galaxy S9+のリアカメラは12MP f/1.5とf/2.4の可変絞りな標準レンズと、12MP f/2.4の2倍望遠レンズのデュアル構成。
この可変絞りが功を奏しているのか、低光量な環境でもノイズとディテールのバランスが優れているとのこと。
また、4倍ズームでの比較ではiPhone Xよりもノイズが少なく、クリーンだとしています(ちなみに、単眼のPixel 2では、ズームにおいてはこの2機種と勝負にならないとも……)。
ただ良いことばかりではなく、Galaxy S9+のカメラは同じシーンを撮り続けたとしても露出にばらつきが出るとのこと。この点においてはPixel 2が上回るそうです。
DxOMarkの評価基準が変わってから、デュアルカメラ機有利になっている気がしないこともないですが、もう上位機種では素人目には違いなんてわからないレベルになっているのはたしか。あとは自分好みの写真を撮れるのはどれか、という選び方をしてもいい気はします。
ただそれを選ぶにも、自分で試してみないとわからないですけどね。
(source DxOMark)