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スタイラスの標準団体USIにGoogleが参加。アクティブスタイラスの規格統一に期待

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「ポインティングデバイスとして指に勝るものはない」なんていいつつ、自社からもスタイラスをリリースしてしまったAppleを例に出すまでもなく、最近のモバイルデバイスではスタイラスが割とよく使われています。

しかし各社のスタイラスは仕様が微妙に異なっているため、基本的に互換性があまりありません。そんな中、業界標準のユニバーサルなスタイラス作りを目指すUniversal Stylus Initiative(USI)が2015年に発足。初期メンバーにはワコムやDELL、Intel。Lenovo、Sharp、Synapticsなどの企業がいますが、そこに新たにGoogleが参加したと発表されました。

Googleが加わったことで何かが加速するというわけでもありませんが、AndroidやChromebookなどへの影響はあるかもしれません。

ちなみにUSIは2016年9月に最初の標準仕様となるUSI 1.0をリリースしています。この仕様では1つのデバイス上で同時に6本のスタイラスを使うことができ、スタイラス自体は4096レベルの圧力検出と9軸の傾き検出に対応。デバイスとスタイラスが双方向で通信を行い、インクの色や筆跡データを保存するなどの特徴があります。

とはいえ、この製品がリリースされたという話しは聞きません。しかし、少なくとも実働サンプルは開発されているので、あとは音頭を取る企業次第ということかもしれません。

であるなら、Googleが加わった意味は大きい可能性もあります。なんにしろ、いろいろなデバイスで共通して使えるスタイラスの登場を期待したいところです。

(via Android Police)
(source USI)

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