1月に開催されたCES 2018では、LenovoやLG、Sony、JBLなどが発表を行ったGoogleアシスタント搭載のスマートディスプレイ。ようするにディスプレイを搭載したスマートスピーカーですが、これまでGoogle HomeやMini、MaxなどGoogle自身がリリースしているにも関わらず、スマートディスプレイについては音沙汰がありませんでした。
しかし、Googleの副社長Rishi Chandra氏が米メディアのvarietyに語ったことによると、「出すつもりがないわけではない」ということのようです。
結局のところ出すとも出さないとも言ってはいないのですが、Chandra氏によると「The simple truth is we need to become a must-have product(単純な話、必需品になる必要がある)」とのこと。現在のGoogle Home製品はまだその水準を満たしておらず、毎日必要とされているわけではないと考えているようです。
このため、使用方法などを模索しており、それ次第ではスマートディスプレイ製品のリリースもあるということのようです。
これを聞く限り、すぐにリリースされることはなさそうですが、ライバルとなるAmazonがディスプレイを備えたEcho ShowやEcho Spotをリリースしている中、サードパーティはともかくGoogle自身が出さないという選択肢はないと思います。5月のGoogle I/Oで何かしらの発表があるのかもしれません。
スマートディスプレイのリリースはともかく、必需品となるには、マイク感度をもう少し良くしてほしい思います。この部分はEchoが圧勝。反応してくれなくてイラっとすることがしばしばあるので、本当になんとかしてほしいところです。