Googleがメッシュネットワークに対応したGoogle Wifiを国内発表しました。4月26日(木)に発売。価格はGoogle WiFi 1台が1万5000円、3台パックが3万9000円(それぞれ税別)。
Wi-Fiを家中隅々まで届かせるには、中継機を使うなどの方法もありますが、中継機の場合、SSIDが親機と同じ名称で別々に存在したり、親機と中継機のどちらに繋がるかが微妙だったりすることもあります。
それに対しメッシュネットワークでは、すべての機器で1つのネットワークを形成するのが大きな違い。どれに繋がっているのかなどは気にする必要がありません。このため、Wi-Fiに接続した状態で家の中を移動しても、接続が途切れることもないとのこと。
なお、メッシュネットワーク自体はIEEE 802.11sとして規格化されており、同様のものは、国内ではTP-LinkのDeco M5などがすでに販売されています。
正直なところ、日本の一般的な木造建築であれば、よほどの豪邸でもない限り1~2台で十分な気もします。ただWi-Fiが阻害される鉄筋構造であれば、複数台を使うメリットは大きいと思います。
ちなみにGoogle WiFiはIFTTTに対応しており、特定のスマートフォンがGoogle WiFiに接続したとき(帰宅したとき)や接続が切れたとき(外出したとき)などをトリガーとしてアクションを起こすことが可能です。