GPD WinやGPD Pocketなど個性的な端末を世に送り出しているGPD(GamePad Digital)が2018年1月15日にGPD Win2のIndiegogoでのクラウドファンディングを開始すると発表しました。価格は不明ですが、出荷は2018年5月の予定。
7インチのGPD Pocketと違い、いわゆるノートPCライクな使用方法ではなく、手に持ってゲームをプレイすることが主目的の端末です。WIN2ではディスプレイサイズが5.5インチから6インチへと若干大型化しています。
WINからの変更点で、外観的に目を引くのはキーボードが変則的ではなく割と普通になっていること。そしてアナログスティックとボタン類の配置が入れ替わっている点です(WINはスティックが内側でボタン類が外側でした)。なお、中央にある切替スイッチをみるとわかりますが、WIN2ではゲームパッドのモードとしてDirectInputがなくなり、XInputのみをサポートします。さらにバイブレーションモーターも搭載しているとのこと。
底面にはM.2ソケットの交換口を装備。標準SSDは128GBのようですが、これが交換可能になっています。
その他、CPUがintel ATOM X7-Z8750からCore m3-7y30に変更。CPU、GPUの性能はWINと比較し2倍程度になっているとのこと。
主な仕様は下記。
- 6インチ 1280×720 Gorilla Glass 4
- Core m3-7y30(第7世代Kaby Lake)
- メモリ8GB
- ストレージ128GB(M.2 SSD 換装可能)
- Windows 10 Home
- Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz
- Bluetooth 4.2
- バッテリ4900mAh x 2(USB PD 2.0対応)
- サイズ 162×99×25mm
- 重さ460g
- USB Type-A(3.0) x1、Type-C(3.0) x1
- microHDMI
- microSD
- 3.5mmジャック
年始から熱いガジェットが登場することになりそうですね。Indiegogoを使いますが、通常のクラウドファンディング(資金を集めて開発)ではなく、マーケットプレイ的な意味合いでの販売になると思います。