以前に予告されていたとおり、GPD WIN2がクラウドファンディングサービス indiegogoでキャンペーンを開始しました。
GPD WIN2は7インチのポケットPC、GPD Pocketを世に送り出したGPDの最新モデル。その名の通り、ゲーミングマシンGPD WINの後継機となります。クラムシェルタイプでフルキーボード付いていますが、GPD Pocketとは違い、PCライクな使用でなく、両手に持って3DSのようにゲームをプレイすることに主眼を置いた端末です。
GPD WINからの変更点としては、やや変則的だったキー配列が修正され、かなり一般的になったほか、アナログスティックとボタン類の配置が入れ替わり、アナログスティックが外側に配置されました。またディスプレイサイズも5.5インチから6インチへと大型化しています。
仕様面では、CPUがintel ATOM X7-Z8750からintel Core m3-7y30に変更。CPUとGPUの性能はGPD WINの2倍になっているとのことです。そして、この手のデバイスでは付き物のストレージ不足については、M.2 SSDを採用しユーザーが換装可能とすることで解消を図っています。標準は128GBですが、256GB、512GBなど大容量なものに変更できるとのことです。
価格はピンキリですが、安いものだと512GBで2万5000円程度でした。
その他、主な仕様は下記。
- 6インチ 1280×720 Gorilla Glass 4
- Core m3-7y30(第7世代Kaby Lake)
- メモリ8GB
- ストレージ128GB(M.2 SSD 換装可能)
- Windows 10 Home
- Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz
- Bluetooth 4.2
- バッテリ4900mAh x 2(USB PD 2.0対応)
- サイズ 162×99×25mm
- 重さ460g
- USB Type-A(3.0) x1、Type-C(3.0) x1
- microHDMI
- microSD
- 3.5mmジャック
マウス代わりに使えるアナログスティックの位置的にも、PC代わりに作業目的で使うというより、外でもPCゲームをプレイできるゲームマシンという感じです。頑張れば出来なくもないでしょうが、その目的ならGPD Pocketと使ったほうが幸せになれるでしょう。
出資額は599ドル(約6万6000円)。ちなみに製品化した際の定価は899ドルになるのとのこと。上手くいけば出荷は5月の予定です。
(source Indiegogo)