以前に紹介した、CHUWIの小型ゲームPC「HiGame」がクラウドファンディングサイト Indiegogoでキャンペーンを開始しました。
あらためて紹介しておくと、HiGame特徴は、RadeonベースのカスタムGPUと一体になったIntel Core i5-8305G/i7-8709Gを搭載すること。これは1月に「8th Gen Core Processors with RADEON RX Vega M Graphics」として発表されたものです。
本来ノートPCなどを想定したプロセッサですが、これを採用することで、省スペース・小型化を実現しています。なお、名前は8thですが、搭載するCPUは第7世代のKaby Lakeとなっています。
小型ながらグラフィックは強力で、4GBのHBMメモリを搭載したRadeon RX Vega Mグラフィックスは、Nvidia GTX1060 Max-Qよりも1.13倍高性能だとのことです。
このため、小型PCながら、VR/AR/MRに対応。曰く「世界最小のVR/AR/MRマシン」だとのこと。
主な仕様はRAMは8GB(DDR4-2400/2133 SO-DIMMスロットが2つあり32GBまで増設可能)。ストレージはM.2 SSDでi5モデルが128GB、i7モデルが256GB。別途2.5インチベイ(SATA3)も利用可能。
インターフェースはUSB Type-A(3.0) x5、HDMI 2.0 x2、DisplayPort 1.3 x2、Thunderbolt 3 (USB-C) x1、Gigabit Ethernet x1、Microphoneジャック、ヘッドフォンジャック。
RAM8GBだと心許ない気がしますが、32GBに増設しておけば、メイン機もこれでいいんじゃないかという気はします。ちなみにOSはWindows 10 Homeです。
現在の最低出資額はi5モデルが899ドル、i7が1099ドル。出荷は8月の予定。
今回のキャンペーン、製品開発ではなくPre-Orderの側面が強いですが、クラウドファンディングの常として、出荷が遅れることもあるのは覚悟しておく必要があります。
(source indiegogo)