クイーンズ大のヒューマンメディアラボが柔軟に曲げることのでき、かつ裸眼でも立体的に見えるというスマートフォン、「holoflex」を発表しました。
このディスプレイ、1920 x 1080の解像度をもつタッチスクリーンディスプレイで、画像は12ピクセル幅の円形ブロックにレンダリングされており、その上に16,000個以上の魚眼レンズが配置されています。解像度が低く見えるのはこのためですね。魚眼を通した解像度は160 x 104になります。
曲げることのできるフレキシブルディスプレイになっていることで、例えば3Dプリンタで使う3DモデルをX、Y、Zの3軸で同時に操作(動画中にもありますが、ディスプレイを曲げることでZ軸方向に操作可能)したり、アングリ―バードのようなゲームも画面から飛び出すような感じで操作できるということです。
スマートフォン自体はSnapdragon 810、RAM2GBでAndroid 5.1が動作しているということです。
フレキシブルディスプレイ自体は、それほど珍しくもなくなってきていますが、問題はそれを組み込んだスマートフォン自体の柔軟性をどう確保するかという点ですね。holoflexがこれをどう処理しているのかが気になります。
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holoflexの詳細は5月9日にサンノゼで開催されるCHI2016で発表されるということです。
(via Android Authority)
(source クィーンズ大)