日本ではイマイチ盛り上がらないChrome OS、Chromebookですが、海外ではすでに一定の支持を受けており、それなりに普及している様子。昨年末あたりから、機能アップやアプリ対応などの話題も増えてきています。
そんな中、HPとAcerがCES 2018に合わせてChromebookの新機種を発表しました。
HP Chromebook 11 G6 Education Edition
1つ目はHP Chromebook 11 G6 Education Edition。11.6インチ 1366×768のIPSディスプレイ。オプションでタッチスクリーンに変更可能です。教育機関で使われることを考慮し、多少手荒に扱っても大丈夫なようMIL-STD 810Gに準拠する高い耐衝撃性能をもっているのが特徴。70cmの高さからコンクリートに落としても問題ないとしています。また、キーボードは多少のこぼれ、水濡れなら壊れることもありません。
主なスペック。
- ディスプレイ : 11.6インチ IPS 1366×768
- CPU : Celeron N3450、N3350
- RAM : 8GB
- ストレージ : 16~64GB
- インターフェース : USB Type-C(3.1) x2、USB Type-A(3.1) x1、3.5mmジャック
- バッテリ : 47.36W、45W USB Type-C充電
- サイズ : 30.6×20.8×1.805cm
- 重さ : 1.24Kg
価格は不明ですが、前モデル(G5 EE)が299ドル。RAMなどがスペックアップしているので、これよりも高めになるのではと思います。
HP Chromebook 14 G5
2つ目はHP Chromebook 14 G5。こちらも教育機関向けですが、Chromebook 11 G6 Education Editionよりも対象年齢が上で中学生や教員向けとのこと。
14インチ フルHDディスプレイで、キーボードはChromebook 11 G6 Education Editionと同様に水濡れなどに耐性があります。
主なスペック
- ディスプレイ : 14インチ IPS 1366×768 / 1920×1080 タッチスクリーン
- CPU : Celeron N3450、N3350
- RAM : 8GB
- ストレージ : 16~64GB
- インターフェース : USB Type-C(3.1) x2、USB Type-A(3.1) x1、3.5mmジャック
- バッテリ : 47.36W、45W USB Type-C充電
- サイズ : 33.7×22.6×1.83cm
- 重さ : 1.54Kg
こちらも価格は不明で、前モデルの14 G4が259ドル。やはりスペックアップしているので、こちらも高めの設定になるものと思います。
Acer Chromebook 11(CB311-8HT / CB311-8H)
Acerが発表したのは、11.6インチ 1366×768のChromebook 11(CB311-8HT / CB311-8H)。プロセッサの型番は明かされていませんが、Celeronを搭載するとのこと。
HPのChromebookのような堅牢性はなさそうですが、249ドルからという価格と性能のバランスが特徴でしょうか。
主なスペック
- ディスプレイ : 11.6インチ IPS 1366×768 タッチ(8HT) or ノンタッチ(8T)
- CPU : intel Celeron
- RAM : 4GB
- ストレージ : 16/32GB
- インターフェース : USB Type-C(3.1) x1、USB Type-A(3.0) x2、microSD
- バッテリ : 10時間使用可能
- サイズ : 厚さ18.15mm
- 重さ : 1.1kg
いずれもCES 2018で詳細が公開される予定です。おそらく他メーカーからもChromebook製品が出てくるものと思います。
今年は日本でももう少し普及しないですかね。