HUAWEIのフラッグシップ、Mate 10 Pro、米国では今月末に発売となりますが、そのプロモーションが物議を醸しています。
米BestBuyでは現在、予約受付中なのですが、すでに大量のレビューが星5つと共に並んでいます。現在の評価は星4.8で、95%の人がおススメするということに。発売前なのに。
実はこのレビュー、HUAWEIが実施したプロモーションによるもの。1月31日から2月9日の間、BestBuyのレビュー欄になぜMate 10 Proが欲しいのかを書き込むと、Mate 10 Proのベータテスターとして実機がもらえるということを行っていました。Facebookページに投稿されたこの内容、すでに削除されているようですが、9to5Googleがスクリーンショットを掲載しています。
結果として、BestBuyのレビュー欄には発売前なのに礼賛の言葉で溢れることとなったわけです(実際、9名の方が当選したようです)。このようなレビューはBestBuyのレビューガイドラインに違反しており、今後削除される可能性があるとのこと。
似たようなことはTwitterなどのSNSを使っては他社でもよくやっていますが、さすがに他所のサイトのレビュー欄を使うというのは行きすぎでしょう。
なお、HUAWEIはAmazonなどでも同様の宣伝活動を行っており、Amazon、BestBuyなどに掲載されているHUAWEI製品のレビューは信用するな、というのが9to5Googleからのアドバイスとなっています。
HUAWEIはP9が発売された際にも、そのカメラ性能をアピールするため、Canon EOS 5D Mark IIIで撮った写真をあたかもP9で撮影したかののように見せかけたことがありました。
こういった手法、米国というか、中国では当たり前なのでしょうかね?
(via The Verge)
(source 9to5Google)