自宅のWiFi環境、場所により電波が弱かったり、あるいはまったく届かなかったりといったこともありますが、部屋の中の電波強度を自分で調べたり可視化するのはそれなりに面倒。ただし、これからはそんな手間もルンバが掃除と一緒に肩代わりしてくれるかもしれません。
CNETによると、iRobotがルンバの上位モデルである900シリーズに対し、部屋の各位置でのWiFi感度を記録する機能を提供予定とのこと。
900シリーズにはもともと、ルンバが清掃したマップを表示する「Clean Mapレポート」という機能があります。部屋のマップはこれを利用し、それにWiFi感度を重ね合わせるようです。
表示されたWiFi感度の弱い部分を確認しつつ、WiFiルーターの設置場所やアンテナの角度を変えたり、中継器を追加するなどの対策を行えるわけです。
なおこの機能、とりあえずはiRobotのBetaプログラムメンバーにのみ提供されるとのこと。最初のテストグループは100人~200人と小規模になる可能性があるとしています。
いずれはすべてのユーザーに提供されるのでしょうけど、ルンバのマッピング機能は、ほかにもいろいろなことに応用できそうですね。
ルンバが動けるように、部屋の掃除をするのが先ですけど……。