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文化庁メディア芸術祭受賞作品展が開催中、「シン・ゴジラ」「君の名は。」「聲の形」などの展示も

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第20回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展が9月16日~9月28日の13日間、初台の東京オペラシティで開催されます。今回、一足早く15日に開催された報道関係者向け内覧会に参加してきたので、みどころなどを紹介したいと思います。

文化庁メディア芸術祭とは

公式には以下のように説明されています。

アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです

ようするに、その時々に優れた作品を称え、それをみんなで鑑賞できる機会を設けようというもの。

今回の大賞作は下記のようになっています。

  • アート部門:Interface I
  • エンターテイメント部門:シン・ゴジラ
  • アニメーション部門:君の名は。
  • マンガ部門:BLUE GIANT

もちろん、会場では大賞作以外の受賞作品も観ることができます。

アート部門

こちらがアート部門大賞のInterface I。

上下に設置されたモーターの間に垂直に糸を貼り、その糸の間を水平方向に赤いゴム紐で結んでいます。全部で192個のモーターは接続されたガイガー=ミュラー計数管が環境放射線を感知するとランダムに駆動するとのことで、常にユラユラと動いていました。

他にも河原の小石を地質年代別に自動仕分けする「JIIer」や鏡や映像を映すフレームを使った「あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。」なども。

▲JIIer。画像認識で自動仕分けしているそう。

▲ものすごく不思議な気分になる「あなたは、明日~」。各フレームは鏡だったり、リアルタイムの映像だったり、24時間前の映像だったりが映されて。

エンターテイメント部門

大賞はシン・ゴジラ。会場ではコンセプトアートやシン・ゴジラのしっぽ部分も展示されていました。

▲コンセプトアート

▲ラストに登場するしっぽ

エンターテイメント部門では、「Pockemon Go」が優秀賞を受賞。好きなポケモンとジムで写真が撮れるというフォトスポットが設けられています。

アニメーション部門

アニメーション部門は「君の名は。」が大賞、優秀賞は「聲の形」。

▲君の名は。は象徴的なシーンの画像が飾られ、その前に写真を撮れるようになっていました。

聲の形はキャラクター設定や絵コンテ、原画などの展示も行われています。

▲聲の形

▲絵コンテや原画の展示も

マンガ部門

マンガ部門の大賞は「BLUE GIANT」。

壁一面に原画が展示されているほか、作中に登場する楽器の展示なども行われています。

なお、東京オペラシティ1階のアトリウムでは、マンガ部門受賞作全巻を無料で読むことができるマンガライブラリーも開設されています。

その他

このほか、功労賞をコンテンツマネージャー飯塚氏が受賞。その関係で古いサンライズアニメの資料なども展示されています。

▲シャアザク

▲ガンダム解剖図

▲スコープドックの設定。巡行速度は41Km/h(メーカー公表値)らしい

また、TOHOシネマズ新宿などで、「シン・ゴジラ」や「君の名は。」などの上映も行われるのですが、こちらはすでにほぼ満席(劇場ではなく、Peatixでの申し込み)。他の受賞作の短編アニメーションなどはまだ余裕があるようです。

「僕だけがいない街」や「終物語」など、現地会場で上映されるものもあります。

受賞作品展を含め、入場は無料なので、アートに興味はなくても映画やマンガ、アニメ好きなら一度覗いてみると面白いかもしれません。

▲VRの体験コーナーも

▲ゴジラと写真も撮れます

会場は東京オペラシティのアートギャラリーや4F ICCなどです。

ガジェットなど好きなことをブログやWEBメディアなどに書いて生きています。ライター仕事は常に募集中

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