そろそろ世間は夏休み。この時期になると各地で川や湖に突っ込みそのまま走れる水陸両用バスの話題が増えてきますが、そんな水陸両車、個人でも購入することが可能なようです。
フランスのlazarethが開発したMoke Amphibieは小型自動車のような雰囲気の水陸両用車。400㏄の短気筒エンジンを積んでおり最高時速は90Km/h。公道を走ることもできます。
そして、モードを切り替えることでそのまま水上を航行が可能。この時の速さは7ノット(約13Km/h)です。
傍からは沈みゆく自動車にしか見えませんが、船のように水に浮く構造になっているそうです。にしても、普通のエンジンでは確実に水没している気がしますが、水につからない位置にあるのでしょうか?(水上モードではバッテリを使用するようです)。
なお、フランスでは一定の条件を満たせば船舶免許は不要とのこと。日本の場合だと2級小型船舶の免許が必要になりそうです。
普段使いするような車ではなく、ビーチリゾートなどでの移動手段的なことを想定されているのだと思いますが、ちょっと楽しそうな車ですね。
流れが速いと一緒に流されてしまいそうですが、河川の氾濫などで車が水没して使えないシーンでも活躍してくれるかもしれません。