Lenovoがスタンドアロン型のDaydreamヘッドセット、Mirage Soloの国内販売を発表しました。発売は5月11日で価格は税込5万5296円。なお、海外でも5月11日発売予定となっていたので、世界同時発売となるのかもしれません。
Mirage Soloは、Googleのスマートフォン向けVRプラットフォームDaydreamをスマートフォンを組み込まずに利用できるスタンドアロン型VRヘッドセット。1月に開催されたCES 2018で発表されていたものです。
スマートフォンは組み込みませんが、あらかじめそれに代わるSnapragon 835にRAM 4GBのハードが内蔵されており、ディスプレイは2560×1440で視野角は110度。4000mAhのバッテリも備えており、約7時間の連続使用が可能です。
大きな特徴として、外部センサーを必要とせずルームスケールトラッキングが可能なGoogleの「WorldSense」に対応しており、ケーブルレスで6DoFを実現しています。
非常に快適そうである反面、ものとしてはDaydreamなので、6DoFに対応したアプリが少ないという(というかないのでは?)問題もあります。これから少しずつ増えて来るとは思いますが、メーカーとしてもDaydreamに対応させるよりViveやOclusu、StreamVRなどのほうがユーザー数が多く、Daydream対応が後手になる可能性もありそうです。
正直なところ、Daydreamに5万円出すなら、(対応したPCのは必要ですが)もう少し頑張ってOculusなりHTC Viveを購入したほうが良さそうな気がするのですが、今後情勢が変わってゆくのでしょうか……。
(souece Lenovo)