LGのフラッグシップ端末 LG G5は金属筐体を採用したことをアピールしていましたが、その割にプラスチックっぽいという話も出ていたようです。その謎がYoutuberのJerryRigEverythingさんによって明らかにされました。
アルミフレームの上にプラスチックコーティング
実際に筐体をナイフで削ってみたところ、表面は金属風のコーティングがされているだけで、すぐにプラスチックが現れます。「なんだ金属風メッキをしただけで金属筐体じゃないのか」と思うところですが、そのプラスチック層を削っていくと今度はアルミフレームに行きつきます。
ようするに、アルミフレームの上にプラスチックのコーティングを行い、さらにその上に金属風のコーティングを行うという手の込んだ仕様になっていました。
アンテナラインを隠すため?
なんでわざわざこんな手の込んだことをしたのかは、実際にLGに聞いてみないとわかりませんが、おそらくはアンテナラインが外観に出てくるのを嫌ったためでしょう。iPhoneもそうですが、金属筐体の端末はアンテナ感度を確保するためにアンテナのある部分のみプラスチック部品を使っています。
LGはこのラインが表にでないよう、わざわざ金属フレームの上にプラスチックを重ねることで全体の統一感をだしたかったのではないでしょうか。それをするだけのメリットがあったのかどうかは定かではありあmせんが、LGのデザイナー的には外せないポイントだったのでしょう、たぶん。
(via Android Police)
(source Youtube)