LINEは、6月28日に開催した「LINE CONFERENCE 2018」において、新しいClovaデバイス「Clova Desk」を今冬発売すると発表しました。
Clova Deskは7インチディスプレイを備えたスマートスピーカー。AmazonのEcho ShowやEcho Spot、Googleのスマートディスプレイに対抗する製品です。
今回、機能的なことはあまり触れられていませんが、画像認識が可能なカメラにIRリモコン機能も搭載。バッテリも内蔵の予定とのことで、持ち運んでの利用もできるようです。
開発段階での仕様としては7インチ 1024×600ディスプレイにカメラは5MP。無線は802.11 b/g/n/ac、Bluetooth 4.2。バッテリは3000mAhとなっています。
価格等はまだわかりませんが、2万円程度でしょうかね?
なお、同時にミオンズ仕様のClova Friends、Friends miniもは発表されています。こちらは今秋発売予定。
ミニオンズバージョンは韓国ではすでに発売されているもの。目や口はシールになっており、好きな表情を作れます。
正直、ClovaはAlexaやGoogleアシスタントと比べるといま一つ盛り上がりに欠けている気がしますが、今回の発表では、スマート家電を操作できるClova Homeの対応家電拡大や、スキルプラットフォームのオープン化なども発表されています。これですぐに巻き返し……とはならないでしょうが、LINEの知名度やミオンズやドラえもん等のキャラクター性を活用していけば少しずつは浸透できるのではないかと思います。もっとも、Clovaそのものの性能にかかっている部分もありますけど。
(source LINE)