FREETELの端末事業を引き継いだMAYA SYSTEMが、クラウドSIMテクノロジーを搭載し、SIMカード不要で世界100以上の国や地域で利用できるスマートフォン「jetfon」を発表しました。8月発売予定で、8月1日に予約が開始されます。価格は3万9800円(税別)。
クラウドSIMは遠隔から設定が書き換えできる、いわゆるeSIMの同類。MAYA SYSTEMではすでに同機能を搭載したWiFiルーター「jetfi」を発売しており、jetfonはそのスマートフォン版となります。
アプリ上から利用する国に応じたプランを先に購入するプリペイド方式なので、うっかり使いすぎる心配もありません。
なお、日本国内でも利用できますが、300MB/1日で380円と少々割高。ただ、nano SIM x 2を備えており、好きなSIMを挿してSIMフリーDSDS機としても利用できます。
端末の仕様としては、SoCがSnapdragon 652、RAM4GB、ストレージ64GB。ディスプレイは5.5インチ1920×1080。背面カメラは1300マンガ祖、フロントは800万画素。バッテリー容量は2900mAhでQuick Charge3.0に対応。
USBはmicroUSB。防水やワンセグ、おサイフには対応しませんが、緊急速報メール(緊急地震速報、津波警報、特別警報、災害・避難情報)は受信可能とのこと。
スペック的には1~2世代前といった感じもしますが、国内での日常使用ではなく、海外旅行・出張時にいちいちSIMを買わずに済む便利なスマートフォンとして使うための端末です。
(source MATA SYSTEM(pdf), jetfon)