Xiaomiが6.44インチのファブレット、Mi Maxを発表しました。6.44インチというと発売から2年以上経っているにもかかわらず根強い人気を誇るXperia Z Ultraと同じサイズです。Mi MaxはXperia Z Ultraの後継機となりうるのでしょうか?
Xperia Z Ultraと同じ6.44インチのミドルクラス端末
まずはMi Maxの主なスペックです。せっかくなのでXperia Z Ultraと並べてみました。
Xperia Z Ultra | Mi Max | |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.44インチ | 6.44インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
プロセッサ | Snapdragon 800 2.2GHz クアッドコア |
Snapdragon 652 1.8GHz オクタコア Snapdragon 650 1.8GHz ヘキサコア |
RAM | 2GB | 4/3GB |
ストレージ | 16GB+microSD | 32/64/128GB+microSD |
縦 | 179.4mm | 173.1mm |
横 | 92.2mm | 88.3mm |
厚み | 6.5mm | 7.5mm |
重さ | 212g | 203g |
リアカメラ | 8MP | 16MP |
フロントカメラ | 2MP | 5MP |
バッテリ | 3,050mAh | 4,850mAh |
指紋センサ | × | ○ |
防水防塵 | IP55,58 | × |
SoC的にMi Maxはハイエンドモデルではなくハイミドルな端末ですが、それでも総じてXperia Z Ultraよりもスペックがあがっています。さすがに2年前の端末とは比べ物になりませんね。
Mi Maxは3モデル
Mi MaxにはSoCとRAM、ストレージの組み合わせで、下記の3モデルが用意されています。
- RAM 3GB + ストレージ 32GB、Snapdragon 650 1.8GHz ヘキサコア
- RAM 3GB + ストレージ 64GB、Snapdragon 652 1.8GHz オクタコア
- RAM 4GB + ストレージ 128GB、Snapdragon 652 1.8GHz オクタコア
価格はそれぞれ1499元(約25,000円)、1699元(約28,000円)、1999元(約33,000円)となっています。相変わらず安いです。
最下位モデルは5月17日に中国で発売されますが、他の2モデルの発売日は未定となっています。
Xperia Z Ultraの後継機になりえるか?
個人的には、これまでXperia Z Ultraの後継機としてHuawei P8 Maxを推していたし実際に利用もしていました。縦こそ大きいもののサイズ感はほとんど変わらず(182.7 x 93 x 6.8mm)大きな不満はないのですが、難点として挙げるならXperia Z Ultraよりも重いということ(228g)。
しかし、Mi Maxは厚みこそ1mmほど厚くなりますが、全体に小さくなっており、重さも軽くなっています。スペックそしてサイズ感で考えるならXperia Z Ultraの後継機として申し分ないように思います。
ただ、あえて難点をあげるとすると防水ではないという点でしょうか。Xperia Z Ultraの防水端末でお風呂で動画を見るには最高の端末なんですよね(すでに現役を引退したうちのZ Ultraもこの用途では活躍中)。
あとXiaomiの端末なのでOSは素のAndroidとは若干違うカスタムOSのMIUIだったり、Google Playに非対応だったりと、そのまま使うには難があるということもあります。この辺はROM焼きが出来る人なら問題にならないとは思いますが。
そんなわけで、最下位モデルでいいので発売されたら入手しようかと思っています。本当はXperia Z Ultraの正当な後継が出てくれると嬉しいのですけどね。
追記:Xperia Z Ultraの正当な後継と言えるかはわかりませんが、6インチのXperia XA Ultraが発表されています。
(source Xiaomi)