Microsoftがスマートウォッチによく似た外観のWindows 10デバイスを発表しました。実際にはMicrosoftが開発したわけではなく、製造は各種OEMを手掛けるTrekStor。
企業・産業の現場向けウェラブルデバイス
今回の製品、発表はされたものの詳細は明らかになっていません。TrekStor IoT wearableと呼ばれているこのデバイスは、少なくともWindows 10 IoT Coreを搭載したB2B向けの製品ということです。Windows 10 IoT Coreは組み込み向けのWindows OS。Windows 10以前にはWindows Embededと呼ばれていたシリーズ。
TrelStor IoT wearableは、
- 小売における在庫管理
- 接客サービスの自動化
- 製造現場での自動化
- 医療現場での患者ケア
- そのほか資産管理など
などのシーンで大型のハンドヘルド端末を置き換えることでができる、ということです。イメージ的にはバーコード等を読み取ったり表示したり、あるいはRFIDタグなどの読み取りという感じでしょうか?
詳細は数か月以内に発表
1.54インチのディスプレイで、WiFiとBluetoothに対応。十分なストレージと処理能力、そして長時間の使用にも耐えられるバッテリを搭載しているとのこと。
TrekStor IoT wearableの詳細は、今後数か月以内に発表される予定です。
とりあえず企業向け、産業向けという感じなので一般消費者には関係なさそうですが、これをきっかけにWindows 10 IoT Coreを搭載したMicrosoft製のスマートウォッチが登場する可能性もありそうです。
(via Windows Central)
(source Microsoft)