MMD研究所がスマートフォンカメラの画質比較調査の結果を発表しました。
ブラインドテストによるカメラ画質の比較調査
MMD研究所は6月末にスマートフォンカメラの第1段調査として、スマートフォンユーザがよく撮影するシーン、うまく撮影できないシーン、スマートフォンカメラに求める機能などを調査していました。
よく撮影するシーンでは「人物、風景、料理の写真」、うまく撮影できないシーンでは「夜景、逆光」、求める機能では「ズームしても画像が荒くならない機能、暗がりでもキレイに撮れる機能」が上位にきており、今回はこれらのシーンをベースにMMD研究所がスマートフォンで撮影し、撮影した機種を隠したブラインドテストで15歳~54歳の男女2,676人に最もキレイに撮影できていると思うものを選んでもらうという方法で順位づけしています。
使用した機種はAQUOS ZETA SH-04H、arrows NX F-02H、Galaxy S7 edge SC-02H、iPhone 6s、Xperia X Performance SO-04Hの5機種です。
最もキレイに撮れると評価されたのはGalaxy S7 edge
トータルで最も評価が高かったのはGalaxy S7 edgeで12シーン中5シーンで1位を獲得しています。
自撮り関連での評価が高いほか、うまく撮影できないシーンとして挙がっていた逆光や夜景でも高評価です。
次点のXperia X Performanceはよく撮影するシーンに上がっていた料理の写真や花火の撮影で高評価となっています。
3位はiPhoneかと思っていたのですが、意外なところでAQUOS ZETAでした。
ズーム撮影や夜のレストランでの人物撮影で高評価を得ています。
下記は撮影サンプル。
すべてのシーンはMMD研究所のサイトで確認できます。
機種 | メインカメラ | インカメラ | |
---|---|---|---|
A | AQUOS ZETA SH-04H | 2260万画素 | 500万画素 |
B | arrows NX F-02H | 2150万画素 | 240万画素 |
C | Galaxy S7 edge SC-02H | 1220万画素 | 500万画素 |
D | iPhone 6s | 1200万画素 | 500万画素 |
E | Xperia X Performance SO-04H | 2300万画素 | 1320万画素 |
国産勢も頑張ってる
AQUOS ZETAやarrows NXなど国内メーカー(シャープを国内メーカーとは言えなくなりましたが)の端末を弄ることはほとんどないのですが、ズーム撮影でAQUOS ZETAがトップになっていたのは意外でした。
AQUOS ZETA SH-04HのカメラはリコーのGR開発メンバーによる高画質認証プログラム「GR certified」を取得しており、カメラ性能に力を入れた機種ということです。
知らなかったなぁ(というより興味がなかったというほうが正しい・・・)。
それにしてもブランドテスト面白いですね。
私も次に買った端末の撮影サンプルは機種名を隠してあげてみようかな・・・
(source MMD研究所)