Motorolaが海外で販売中のMミドルクラス端末 Moto G4 Plusの国内販売を発表しました。
7月13日(水)から予約を受け付け、発売は7月22日(金)となります。
価格は32GBモデルが35,800円(税別)、16GBモデルが32,800円(税別)。
Moto G4シリーズの最上位 Moto G4 Plus
Moto Gの第4世代となるMoto G4は、海外ではMoto G Plus、Moto G、Moto G Playの3機種が発売されています。
今回国内で投入されるのは、最上位となるMoto G4 Plus。
※正式な名称はMoto G Plus(4th Gen)となるようですが、便宜上、Moto G4 Plusと表記されることが多く、BIGLOBEでもMoto G4 Plusとして発表しています。
スペック
主なスペックを同価格帯でディスプレイサイズも同じZenfone 2(4GBモデル)と比較してみます。
仕様 | Moto G4 Plus | Zenfone 2 |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.5インチ 1920 x 1080 | 5.5インチ 1920 x 1080 |
プロセッサ | Snapdragon 617 1.5GHz オクタコア |
Atom Z3580 2.33GHz |
メモリ | 3GB | 4GB |
ストレージ | 16GB/32GB + microSD(最大128GB) | 32GB + microSD(最大64GB) |
バッテリ | 3,000mAh | 3,000mAh |
カメラ | 16MP f2.0 / 5MP f2.2 | 13MP/5MP |
高さ | 152.9mm | 152.5mm |
幅 | 76.5mm | 77.2mm |
厚さ | 7.87mm | 3.9~10.9mm |
重さ | 157g | 170g |
Wifi | 802.11 a/b/g/n(2.4GHz+ 5GHz) | 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+ 5GHz) |
NFC | – | ○ |
指紋センサ | ○ | – |
海外モデルのMoto G4 Plusはメモリが2GBまたは4GB、ストレージも16GBか64GBとなっており、国内モデルは専用に作られているようです。
なお、直接的に防水とは謳っていませんが、Moto X/Gシリーズは撥水ナノコーディングが施されており、高い防水性を持っているのも特徴です。
4G + 3Gのデュアル待受けに対応
Moto G4 Plusの最大の特徴は、国内端末としては初めて4G + 3Gのデュアル待受けに対応している点です。
これまで、国内でもデュアルSIM端末は販売されていましたが、それらは4G(LTE)/3GのSIMを挿すと、もう片方は2G(GSM)のみとなり日本国内では使用できないものでした。
しかしMoto G4 Plusでは片方に4G(LTE)のSIMを挿しても、もう片方で3Gが利用可能になっています。
これで何ができるのかというと、3Gでキャリアのかけ放題なSIMを挿し、もう方のSIMスロットに格安SIMを挿してデータ通信はこちらで行うなどの使い分けができるようになります。
海外に持っていた時にも、通話用には国内SIMをローミングで利用し、データ通信は現地の安いSIMを使うなんてこともできますね。
このデュアル待受けの仕様、先日発表されたASUSUのZenfone 3も対応しており、国内で発売されるのはこれが最初かと思っていたのですが、意外なところから出てきました。
価格はミドルクラスでもカメラ性能はハイエンド機並み
価格的にはハイミドルなMoto G4 Plusですが、そのカメラ性能はiPhone 6s PlusやNexus 6Pに並ぶハイエンド機並みの実力を持っているようです。
各種デバイスのカメラ性能を測定しているDxMarkによると、Moto G4 Plusのカメラ性能は100点満点中の84点となっています。
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