ドコモヘルスケアから発売されたムーヴバンド3を購入しました。
ムーヴバンドはこれが3代目。
初代ムーヴバンドは散々な出来だったものの2代目「ムーヴバンド2」ではかなり改善され普通に使えるレベルになっていました。
3代目となる「ムーブバンド3」ではどうなったのか、レビューしたいと思います。
ディスプレイが付き、デザインもシンプルになった「ムーヴバンド3」
「ムーヴバンド3」のスペックをチェック
仕様が近いFitbit Flexとスペックを比較してます。
ムーヴバンド3 | Fitbit Flex | |
---|---|---|
重さ | 約17g | 14.6g |
幅 | 約15.5mm | 13.99mm |
ディスプレイ | 単色有機EL | 白色LEDx5 |
充電 | microUSB | 専用充電ケーブル |
バッテリ | 約5日間 | 約5日間 |
防水 | IPX5(生活防水) | 1気圧防水(生活防水) |
歩数 | ○ | ○ |
消費カロリー | ○ | ○ |
アクティブ時間 | ○ | ○ |
移動距離 | ○ | ○ |
睡眠記録 | ○ | ○ |
着信通知 | 非対応 | 非対応 |
ほぼ同等という感じですね。
後で書きますが、充電に専用ケーブル、充電台を必要としないのがムーヴバンド3の優位なところです。
日常使いもできそうなデザインの「ムーヴバンド3」
「ムーヴバンド」、「ムーヴバンド2」はディスプレイがなく、ステータス確認用のLEDが付いているのみでしたが、3代目にして初めて単色ながらも有機ELディスプレイが搭載されました。
デザインもすっきりとシンプルになっており、日常的に着けいても違和感はなさそうです。
操作ボタンを3つ搭載
操作ボタンは「ムーヴバンド」「ムーヴバンド2」とも1つでしたが、3つ搭載されています。
これはディスプレイ表示の切り替えに必要だからですね。
専用充電台が不要 microUSBを直挿しできる
これが大きな変更で、スマートフォンを含むすべてのアクティビティトラッカにこうなって欲しいのですが、専用充電台が不要になり本体に直接microUSBを挿せるようになりました。
これで出張や旅行などに専用充電台を持っていく必要がなくなりましたね。
「ムーヴバンド3」のベルトは交換可能
これまでは本体と一体化していたベルトが分離可能になり市販のベルトと交換可能になっています。
対応するのは幅11mmのベルトなので数は少な目ですが、ネットではいくつか見つけられます。
ただ、このサイズのベルトは基本的に女性向けのため、人によっては長さが足りないという可能性もあります。
それでも交換可能にしたのは、今後純正アクセサリーとして交換ベルトを出すためでしょう。
ベルト留めはギボシタイプ
ベルトの固定はムーヴバンド2とおなじギボシタイプ。
正直、これは留めにくいので変えてほしかった。
※2016/11/11追記:留め具の外れ防止用リングの無料配布が行われています。
今後購入するパッケージには標準添付になっているかも。
生活防水に対応 お風呂はNG
防水機能は従来とかわらず生活防水レベル(IPX5)なので、着けたままお風呂に入ったり泳いだりはできません。
IPX5だとシャワーもだめだと思うので、ここはもう少し頑張ってほしかったかな。
機能は一般的な活動量計と同等
計測可能なのは歩数、消費カロリー、活動時間、睡眠時間の4つ。これ以外にボタンを押すことで食事の時間を記録することも可能です。それぞれの計測値は、ボタンを押すことでディスプレイ上の表示を切り替えてみることができます。
コンパニオンアプリは「わたしムーヴ」
「ムーヴバンド3」で計測した値はスマートフォン側のアプリに同期します。
「ムーブバンド2」ではAndroidはNFC(Felica)、iPhoneではBluetoothとなっていましたが、今回はどちらもBluetooth接続となっています。
コンパニオンアプリが「わたしムーブ」なのは変わっていません。
アプリに取り込まれるとクラウド上にデータが蓄積されるので、WEB上からも見ることができます。
睡眠モードは自動切替に対応
「ムーヴバンド2」ではボタンの長押しが必要だった睡眠モードへの切り替えも「ムーブバンド3」は自動切替になりました。
ただし、あらかじめ睡眠モードになる時間を設定しておく必要があります。
この時間外に眠っても睡眠としては記録されません。
かなり良さそうな気がする
まだ使い込んでいないので第一印象ですが、他のアクティビティトラッカと比べてもそん色なく、デザインやベルトの自由度などではちょっとリードした感じも受けます。
着信通知がないとか、防水が生活防水レベル(IPX5)だとか不満点もあるのですが、それでも使ってみようかなと思わせるものがあります。
私は体重と血圧を「わたしムーヴ」で管理しているので、歩数や消費カロリーなどもこれで記録できると便利なのですが、ムーヴバンド、ムーヴバンド2とも使い続けようとは思えなかったので、今回こそはと期待しています。