Android Pでは、標準のナビゲーションバーがiPhone X風に変更されましたが、ナビゲーションバー部分の表示は残り、イマイチ変更する理由がわからないものでした。そんな状況を受け、XDAが既存のナビゲーションバーを非表示にし、iPhone Xそのものといった感じのジェスチャーコントロールを実現するアプリ「Navigation Gestures」をリリースしました。
対象はAndroid 5.0以降。Google Playから普通にインストール可能ですが、残念ながらAndroid Pにはインストールできません。また、ROOTは不要ですが、インストールするだけでは使えず、途中、adbを使った操作が必要になります。
注意点として、アンインストールする際は、Navigation Gesturesをオフにし、標準のナビゲーションバーを表示した状態にしておかないと、アンインストール後にナビゲーションバーが表示されない場合があるとのことです。
実際に表示させた様子は下記。ナビゲーションバーの領域が消え、画面全体を使用することが可能です。ただし、ナビゲーションバーの領域がないため、画面下にメニュー等があると若干操作しづらくなります。
機能としては、タップ、ダブルタップ、長押しのほか、上下左右のスワイプに機能を割り当てられます。またバーの太さや長さ、表示位置も調整が可能です。
110円のプレミアムアドオンを購入すると画面分割の切り替えや通知領域の表示、メディアトラックの操作などの選択肢が増えるようです。
iPhone Xを使っていないので、どれくらい操作が似ているのかは判断できませんが、意外と実用できそうな感じです。操作に慣れは必要かもしれませんが、普段iPhone Xを使っている人なら気にならないのかも。
しばらくこれで常用してみたいと思います。
(source XDA-Developers)