先週末、NYに住む6歳の男の子がGalaxy Note 7でゲームをしているときにそれが発火し火傷を負ったというニュースが伝えられましたが、実際にはGalaxy Note 7ではなかったということです。
爆発したのはGalaxy Core
Galaxy Note 7は充電中にバッテリが爆発する可能性があるということでリコールが行われていますが、今回のケースでは充電はしていなかったとのことで、Galaxy Note 7の危険性を示す例として大々的に報じられていました。
しかし、実は爆発したのはGalaxy Note 7ではなかったということです。
月曜日になって、少年の母親が爆発したのはGalaxy Note 7ではないと話をしたそうです。
事故直後は「Galaxy Note 7が爆発」と報じられていましたが、これは少年の家族が嘘を付いたというわけではなく、「Galaxyが爆発した」という証言が「(リコールが行われている)Galaxy Note 7が爆発した」という様に独り歩きしてしまったっぽいですね。
NBC NewYorkは「Galaxy Core」として報じていますが、爆発した端末の映像をみると、Galaxy Core Primeのようです。
Galaxy Core Primeは2014年に発売された端末で、バッテリの交換ができるタイプです。
リチウムイオンを採用している以上、爆発の危険性は常にあり、Galaxyに限らずiPhoneなどでも度々話題になっています。
今回のケースでは、2年前の端末であり、バッテリが交換できるタイプということで純正以外のバッテリが使われていた可能性も示唆されています(ニューヨークにはそういったパーツを販売している店舗も多いのだとか)。
(via Android Central)
(source NBC NeyYork)
バッテリの充電容量を制限するアップデートを実施
先日、9月30日にリコール対象製品をリモートで無効化するという話が出ていましたが、Samsungによるとそういうことは行わないということです。
代わりに、充電容量を60%に抑えるアップデートを実施するとのこと。
Galaxy Note 7は3500Ahのバッテリを搭載していますが、これを2100mAhまでしか充電できないようにするそうです。
満充電に近くなると爆発の危険性があるということなんでしょうかね?
(via XDA-Developers)
(source Korea Times)