
トリニティがWindows 10 Mobileで販売したNuAns NEO。
その後継機となるNuAns NEO [Reloaded]が発表されました。
NuAns NEO [Reloaded]
発表会での細かい話はあとにして、とりあえずはスペックです。
| NuAns NEO [Reloaded] | NuAns NEO | |
|---|---|---|
| OS | Android 7.1 | Windows 10 Mobile |
| ディスプレイ | 5.2インチ | 5.0インチ |
| 解像度 | 1920×1080 | 1280×720 |
| SoC | Snapdragon 625 | Snapdragon 617 |
| RAM | 3GB | 2GB |
| ストレージ | 32GB | 16GB |
| microSD | 最大1TB | 最大128GB |
| バッテリ | 3,450mAh | 3,350nAh |
| メインカメラ | 13MP F2.0 28mm | 13MP F2.0 28mm |
| フロントカメラ | 8MP F2.2 24mm | 5MP F2.4 24mm |
| WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
| USB | Type-C(USB 3.0) QC3.0対応 | Type-C(USB 2.0) QC2.0対応 |
| 高さ | 141mm | 141mm |
| 幅 | 74mm | 74.2mm |
| 厚さ | 11mm | 11.3mm |
| 重さ | 後日発表 | 約150g |
| Felica | 搭載 | 非対応 |
| 指紋センサ | 対応 | 非対応 |
| 防水防塵 | IP54 | 非対応 |
OSはWindows 10 MobileではなくAndroid 7.1 Nougatに変更されています。

これを待ち望んでいた人は多そうですね。
というかアンケート調査によるとNuAns NEO購入者の95%がAndroidを希望していたそうです。

そして、独立系のSIMフリー端末メーカーとしては初めて、おさいふ機能にも対応します。
ただ、現時点ではどのサービス(モバイルSuica、Edyなど)に対応するかはまだ決まっておらず、各社と協議中とのことです。

IP54とはいえ、防水に対応したのはうれしいポイントです。

外観はほぼ同じ カバーも共通
外観は細部に違いはありますが、ほぼ同じ。
NEOの特徴にもなっている交換可能な背面のカバーは、NEOとNEO [Reloaded]で全く同じものが使えるそうです。

筐体サイズは同じながら、ディスプレイは5.2インチに拡大。
NEOと比べるとかなり左右のベゼルがかなり狭くなっています。
なお、カバーガラスにはDragontrail Proを採用。

▲指紋が目立ちますが、まだ防指紋コーティングはしていないそう。
指紋センサは下部に配置。
指紋センサがあるだけで、ホームボタンとしては機能しません(ナビゲーションはオンスクリーンです)。
また、発売時にはもう少しフラットな感じになるそうです。

あと、すごく微妙な差ですが、上下のプラスチックフレーム部分がNEOよりも若干厚くなっています。
NEOでこの部分が割れるという報告が多かったので、その対応だそうです。

この部分、NEOはフラットだったので、じゃっかん樹脂が流れる様子が見えてしまっていたということで、スリット加工が施されています。
デザインにはかなり気を使っているみたいですね。

ちなみに、おさいふに対応しても、背面のカード入れは健在です。
生活防水対応ということで、SIMスロットとmiroSDスロットの部分にカバーが追加されていますね。

新素材のコルク。
[Reloaded]は防水対応ということで濡れても大丈夫なのか聞いたところ、「どぶ漬けは厳しいけど、多少濡れてもすぐに拭いてもらえれば大丈夫」ということでした。
また、シールで貼っているわけではないのでボロボロになっても剥がれてくるようなことはないそうです。

これも新素材のストーン。
実際に本物の石が使われているそうです。

セキュリティアップデートはできるだけ毎月配信
NuAns NEOが発表された際、Windows 10 Mobileを採用する理由としてAndroidの弱点が挙げられていました。

各社が独自にカスタマイズを施し操作性がバラバラ、アップデートは各メーカー任せという点ですが、今回Androidを採用するにあたり、この弱点克服のため、「カスタマイズはしない」という選択をしたとのこと。

セキュリティアップデートについてはできるだけ毎月配信し、メジャーアップデートについても製品ライフサイクル中には対応したいということでした。
ただ肝心のライフサイクルはまだ決まったいないということでしたが・・・。
ETWSへは対応している・・・はず
NuAns NEOで問題となった(まだ解決していないけど)緊急通報(ETWS)への対応ですが、「Reloadedでは出荷時から対応している(はず)」とのことでした。
きっと大丈夫と信じたいところです。
5月発売 49,800円(税込)
肝心の発売日と価格ですが、5月に発売予定で価格は税込49,800円。

前モデルは税抜39,800円だったので、税込みだと42,984円です。
なお、その前モデル、Windows 10 Mobile版のNEOは29,800円(税込)に値下げして併売するということです。
予約はすでに開始されています。
Amazonでも販売されますが、NuAnsの公式サイトから3月31日までに予約すると、カバーが付属するそうです。
ただ、どの色になるかは選べないとのこと。

ケータイキャリアではY!Mobileでの取り扱いが決まっています。

[Reloaded]の由来
余談ですが、この[Reloaded]というネーミング、映画マトリクスからきているそうです。
マトリクスのヒロインはトリニティ、主人公はネオ。
そして映画2作目のタイトルがReloaded・・・。
3代目の端末はRevolutionsですね。


