オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社がCATブランドのタフネススマートフォン、CAT S40の国内販売を発表しました。発売は5月下旬、実売価格は5万円ほど。
MILスペックに準拠したCAT S40
CAT S40は米国国防省の物品調達規格、いわゆるMILスペックに準拠したスマートフォンで、高さ1.8mからのコンクリートへの落下試験をクリアするなど高い耐衝撃性能を備えるのが特徴です。
また、IP68相当の防水防塵機能、マイナス25度の過酷な環境でも使用できる耐寒性能、手袋のまま使用できるやGlove-On Workingモード、濡れた指でも反応するWet-Finger Tracking技術などアウトドア仕様というかプロフェッショナル仕様の端末となっています。
主なスペックは下記。
- ディスプレイ:4.7インチ qHD(960 x 540)
- SoC:Snapdragon 210
- RAM:2GB
- ストレージ:16GB
- カメラ:8MP/2MP
- 防水防塵(IP68)
- Android 5.1
スペックをみてもわかりますが、MILスペックはともかくとしてかなりのローエンドモデルです。そして何より、CAT S40が海外で発売されたのは2015年8月で2年近く前の端末となります。
このタイミングなら、サーモカメラを搭載した新機種のS60を持ってくればいいのにと思わなくもないのですが、そんな機能は求められていないということなのでしょうか?
何にしろ、一般ユーザー向けではなく工事現場等での需要、主に法人に向けての販売ということなのでしょう。
ちなみに、英CloveではCAT S40が約3万8000円、S60が6万1000円で販売しています。
(source ONKYO)